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【資格取得を検討している人必読!!】「JSTQB Foundation Level」について試験概要まとめてみました!

Last updated at Posted at 2023-08-31

はじめに

こんにちは。
今回は、【JSTQB Foundation Level】(以下、JSTQB FL)について、概要をまとめていこうと思います!
そもそも、「JSTQB FL」ってなに?と思っている人も多いはずです。
そんな方々のために、【JSTQB FL】の試験概要から、資格取得のメリット、勉強方法などなど、紹介していきたいと思います!

目次

1. 【JSTQB FL】とは

1-1. 【JSTQB FL】について

JSTQB認定テスト技術者とは、JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が主催するソフトウェアテストの技術者を認定するための資格のことです。
この資格には、「Advanced Level」「Foundation Level」の2つのグレードで実施されています。

今回は、「Foundation Level(FL)」についてご紹介していきます!
「Foundation Level(FL)」に合格することにより、システムやソフトウェアの評価・検証・テストに関する基礎的なレベルの技術を持っていることが証明されます。

1-2. 試験の学習レベル

受験志願者は本シラバスの6つの章で説明されているキーワードと概念について認識し、記憶し、想起することになります。
本シラバスでは各章の先頭で以下の分類にて「学習の目的」を示しています。

  • K1:記憶
  • K2:理解
  • K3:適用

各章の見出しの下にキーワードとしてリストアップされているすべての用語の定義は、「学習の目的」には明確に述べられていないとしても「記憶」しておくべき(K1レベルとなります。

1-3. 受験対象者の例

【JSTQB FL】資格は、特に決まった受験資格等は定められていません。
そのため、誰でも資格受験・取得することが可能となっています。

シラバスでは、ソフトウェアテストに携わる職業の一例として、以下のような職種が挙げられています。

  • テスト担当者
  • テストアナリスト
  • テストエンジニア
  • テストコンサルタント
  • テストマネージャー
  • ユーザー受け入れテスト担当者
  • ソフトウェア開発担当者
  • プロダクトオーナー
  • プロジェクトマネージャー
  • 品質管理マネージャー
  • ソフトウェア開発マネージャー
  • ビジネスアナリスト
  • IT部門長
  • 経営コンサルタント

など、多岐にわたる職種の方々に適切な資格となっています。

1-4. 概要と学習時間の目安

試験概要

  • 問題形式:多肢選択式(複数の選択肢から正解を選ぶ形式)
  • 試験時間:60分
  • 問題数:40問
  • 合格基準:65%以上
  • 合格率:約65%
  • 受験料:22,000円(税込)
  • 受験実施日:予約可能日であればいつで受験可能
  • 申込期間:いつでも申込可能
  • 受験結果:受験から約2週間後にメールで合否報告
  • 再試験:受験日から3ヶ月後に受験可能(当日欠席の場合、受験予定日から3日後に受験可能)

学習時間の目安

【JSTQB FL】シラバスは6章で構成されています。
6章すべてが試験対象となっています。
シラバスの学習時間の目安は、16時間45分とされています。

章別の学習時間の目安が以下の通りとなっています。

  • 1 章 テストの基礎(学習時間175分
  • 2 章 ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通してのテスト(学習時間100分
  • 3 章 静的テスト(学習時間135分
  • 4 章 テスト技法(学習時間330分
  • 5 章 テストマネジメント(学習時間225分
  • 6 章 テスト支援ツール(学習時間40分

各章では、ソフウェアテストの基本知識から、テストの技法、管理に関わる知識を学ぶことになります。
学習計画を立てる上で、参考にしてみてはいかがでしょうか。

2. 資格取得のメリット

1. ソフトウェアテストスキルや知識が身に付く

ソフトウェア開発におけるテストに携わることで、成果物の品質向上に貢献することができるようになります。
また、スキル・知識が身につくことで、仕事の効率も向上するでしょう。

2. ソフトウェアテストスキルの客観的な証明になる

これはJSTQBに限らず資格全般に言えることですが、仕事においてスキルを客観的に証明できるものになります。
そのため、転職などの際に役立つことはもちろん、ソフトウェアテストプロジェクトの仕事を任せられる1つの基準にもなります。
そのため、仕事において活躍する場がさらに広がることも期待できます。

3. ソフトウェアテストに関わる意思疎通がしやすくなる

そもそも、この資格を取得する目的として一番多いのが、「ソフトウェアテストの知識をつける」ということだと思います。仕事中に飛び交う専門用語・概念を理解することで、共通認識を持つことができ、意思の疎通をよりスムーズに行うことができるでしょう。

3. 勉強方法

1. シラバスを繰り返し読み込む

当たり前かもしれませんが、最も基本的かつ重要な勉強方法です。
試験内容はすべてこのシラバスから出題されます。
そのため、シバラスを完璧に理解できれば合格率が高くなるという単純な仕組みになっています。
参考:JSTQB FL シラバス

2. 参考書を使って勉強する

image.png

おすすめが上記書籍になります。
JSTQBでは「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation」という公認書籍があるため、資格取得の手助けをしてくれるはずです。

3. テス友で問題を解く

image.png

テス友とは、ソフトウェアテスト技術者資格に特化した資格対策アプリです。
スマホアプリにもなっているので、通勤中、休憩中などちょっとした時間でも取り組むことができます!

テス友をお勧めする理由
  • 間違えた問題を優先して出題することが可能
  • シラバスの特定の章に絞って出題することが可能
  • 全体の正答率をグラフ形式で可視化することができる

勉強の流れ

  1. シラバスを一通り読み込む。
  2. 理解しにくい部分を参考書を使って理解する。
  3. テス友を使って問題を解く。
  4. 間違えた問題をシラバス、参考書を使って理解する。

基本的には、1から4の流れで勉強を行い、3と4を繰り返す方法が一番効率よく勉強できると思います。
また、テス友で苦手な章(点数が低い章)を可視化することもできるので、その章をもう一度読み直すことも大事になってくると思います。

勉強方法は人によって違いがあると思いますが、一例として参考にしてみてください!

まとめ

今回は、【JSTQB FL】の試験概要や資格取得のメリット、勉強方法などについて紹介してきました。
この記事を読んでいただいた方々は、ある程度【JSTQB FL】がどのようなものなのか、ご理解いただけたと思います!
この記事が学習するにあたって、少しでも参考になれば幸いです!
ここまで読んでいただきありがとうござました!!

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