はじめに
日々の業務で新しい技術をキャッチアップするのは大変ですよね。特にライブラリやフレームワークの学習では、公式ドキュメントが丁寧でないこともあり、どこから手をつければいいか悩むことも多いと思います。
先日の会社の定例で紹介したTipsが好評だったので、その内容を共有します。
本記事では、「本を読むのが無駄」という主張ではなく、「本以外にも便利な学習手段がある」という視点でお話しします。
本の必要性
各分野には「名著」と呼ばれる本が存在し、それらは基礎をしっかりと学ぶのに適しています。
しかし、ライブラリやフレームワークの学習ではどうでしょうか?
公式ドキュメントがしっかり整備されている場合もありますが、すべてのドキュメントが初心者に優しいわけではありません。とはいえ、「ドキュメントが分かりにくいからキャッチアップしない」という選択肢はありません。
そこで、本の代替手段として ChatGPT を活用する方法 を紹介します。
ドキュメントをChatGPTに読ませ、ハンズオンを作らせる
ライブラリやフレームワークの学習で、公式ドキュメントを読むのが苦痛に感じることはありませんか? そんなときは、ChatGPT にドキュメントを要約させ、簡単なハンズオンを作成させる ことで、より実践的に学ぶことができます。
具体的な方法
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ドキュメントのURLをChatGPTに要約させる
URLのドキュメントを要約してください: [ドキュメントのURL] //必要であればGithubのREADMEのURL GithubのREADMEを要約してください : [GithubのURL]
このライブラリの基本的な使い方を学ぶために、初心者向けのハンズオンを作成してください。
- 必要なセットアップ手順
- 簡単なサンプルコード
- よくあるエラーとその対処法
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実際に手を動かして学ぶ
- ChatGPT が作成したハンズオンを試しながら学習を進めることで、単にドキュメントを読むよりも理解が深まります。
- 必要に応じて、ChatGPTに質問するのも有効です。
難易度調整も可能
初心者向けとするとかなり簡単なハンズオンを作成できます。簡単すぎると感じたら、鬼ムズにすることもできるので、お好みに合わせて調整しましょう。
まとめ
ライブラリやフレームワークの学習では、ChatGPTを活用したハンズオン作成により、効率よくキャッチアップできます。
ただ単にChatGPTが生成するハンズオンは、どこを参照しているのか不明瞭になりがちですが、こちらで適切な読み物を用意することで、明確な流れのハンズオンを作成できます。
また、ChatGPTに資料を読ませる方法は他にも活用の幅がありそうです。これからの時代、AIの使いこなしが重要なスキルになりそうですね。