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LiveLabsの無償サンドボックス環境でOCIを実機操作する

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はじめに

LiveLabsでワークショップを実施する方法について説明します。

前提条件

サンドボックス環境を借りる場合はOracle SSOアカウントが必要です。Oracle SSOアカウントはemailで無償作成できます。
Oracle SSOアカウントについては以下のURLをご覧ください。
シングル・サインオン・アカウント

LiveLabsとは

LiveLabs のURLはこちら

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LiveLabsはワークショップを通じてOracle製品やサービスを体験できるサイトです。Databaseの基礎からCloud Nativeアプリケーションの開発まで様々なワークショップが無償提供されています。現時点(2024/2/16 時点)では894種類のワークショップがあります。
 
ワークショップには操作手順が記載されており、順を追って操作方法を学習することが可能です。操作画面のスクリーンショットやビデオのデモ、実行コマンドも記載されています。ただし英語で全て記載されているため、日本語でガイドを読みたい場合はブラウザの翻訳機能をご利用ください。

ワークショップによってはサンドボックス環境を借りることができるため、Oracle Cloudの契約無しに実際のクラウド環境で実機操作をすることができます。有償環境をご契約されているお客様もサンドボックス環境をご利用いただくことにより、高価なコンポーネントも無償で実機操作できます。

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LiveLabsのワークショップ内容

LiveLabsはOCI、Autonomous Database、Analytics、Security、Sprintsなど様々なOracle製品やサービスについてのワークショップが提供されています。

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ワークショップは15分程度で実施できるものもあれば、3時間程度かかるものもあり、まちまちです。

難易度レベルは初級、中級、上級に分かれています。

LiveLabsの使用方法

1. ワークショップの選択

LiveLabsのサイト内でワークショップを検索し、興味のあるワークショップを選択します。

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左側のバーで絞り込み検索をすることも可能です。

2. ワークショップ実施環境

ワークショップを実施する環境は、(1)ご自身でご契約されているOracle Cloudの環境 、(2)Oracle Cloud Free Tierの環境、(3)LiveLabsで利用できる無償のサンドボックス環境が上げられます。LiveLabs画面左にある検索の絞り込み機能によって、実施環境によるワークショップの絞り込みをすることが可能です。

(1)ご自身でご契約されているOracle Cloudの環境
(2)Oracle Cloud Free Tierの環境

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Oracle Cloudアカウントの作成、またOracle Cloud Free Tierについては以下のURLを参考をご覧ください。
Oracle Cloudアカウントの作成およびアクティブ化
OCI Cloud Free Tier

(3)LiveLabsで利用できる無償のサンドボックス環境
LiveLabsでは一部ワークショップで無償のサンドボックス環境を借りることが可能です。

ただしサンドボックス環境を借りる場合はOracle SSOアカウントが必要です。Oracle SSOアカウントはemailで無償作成できます。
Oracle SSOアカウントについては以下のURLをご覧ください。
シングル・サインオン・アカウント

サンドボックス環境を借りることができる場合、ワークショップを選択した時に右上の Start ボタンを押すと Run on LiveLabs Sandbox ボタンが表示されます。

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Run on LiveLabs Sandbox ボタンを押すと、サンドボックス環境を借りる予約の画面に遷移します。

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サンドボックス環境を今すぐ借りるか、すぐ借りない場合は借りる日付と時間を指定できます。

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サンドボックス環境を借りる日付と時間の設定の下にチェックボックスがあります。

I consent to receive emails from LiveLabs for my reservation and I agree that I will not upload sensitive personal or company information to Oracle Cloud Infrastructure
(LiveLabsからの予約メール受信の許可、Oracle Cloud Infrastructureにセンシティブな個人情報または企業情報をアップロードしないことを同意する)

チェックボックスにチェックをして、右下の Submit Reservation から予約の申請を行うことができます。

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その後、liveLabs-noreply@oracle.comというemail アドレスから Your LiveLabs Reservation is being processed というメールが2通、 Your LiveLabs environment is ready! というメールが1通届きます。

Your LiveLabs Reservation is being processedというメールが届くとき、LiveLabsはサンドボックス環境の貸し出し準備を進めています。

Your LiveLabs environment is ready! というメールが届いたら、サンドボックス環境が準備完了しています。ワークショップが実施可能です。メール中のMy Reservationsのリンクから、サンドボックス環境の貸し出し履歴が確認できます。My Reservations画面に貸出の申請をしたワークショップのサンドボックス環境が表示されます。

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Launch Workshopボタンを押して、ワークショップ操作手順のガイドなどが表示される画面に遷移します。

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左上にView Login Infoというリンクがあります。

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View Login Infoから貸し出しされサンドボックス環境の詳細を確認したり、Launch <サンドボックス環境> ボタンからサンドボックス環境にログインできます。
今回はAutonomous Databaseのワークショップのサンドボックス環境、つまりOracle Cloud Infrastructureの貸し出し申請をしたため、Launch OCIボタンが表示されます。Launch <サンドボックス環境> ボタンは貸し出しする環境によって表示は変わりますが、いずれもワークショップを実施するためのサンドボックス環境であることに変わりありません。

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3. ワークショップ実施

各ワークショップには操作手順のガイドがあります。操作画面のスクリーンショットや実行コマンド、デモビデオがあるため、操作を間違いにくいです。ガイドに従って操作を進めることで、操作方法を学習することができます。

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おわりに

LiveLabsで無償サンドボックス環境による実機操作ができます。是非ご利用してみてください。

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