はじめに
Pythonの開発環境を作る上で、macにすでにインストールされているPythonを汚したくない人のために、この記事では以下の目的を達成する方法を記載しています。
- ディレクトリ毎にPythonのversionと環境(インストールされているpip module)を切り替える
- pip moduleをコード管理する
注意
- この記事ではなるべく簡単にするために、一番最初のインストールにHomebrewを利用しています。Homebrewを予めインストールしておいてください。
- たぶんもっとイカした方法があると思います。
- 確認方法は書くのがめんどくさいので各自調べてください。
Homebrewでpyenv
pyenv-virtualenv
をインストール
brew install pyenv pyenv-virtualenv
echo 'export PYENV_ROOT="${HOME}/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="${PYENV_ROOT}/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv virtualenv-init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile
pyenv
でPythonをインストール
pyenv install 3.5.0
virtualenv でインストールしたPythonの仮想環境を作る
pyenv virtualenv 3.5.0 hoge_env
開発用のホームディレクトリを作って、そのディレクトリと仮想環境を紐付ける
mkdir dev_home
cd dev_home
pyenv local hoge_env
pip moduleを管理するため、 pip-tools
をインストール
pip install pip-tools
インストールしたいpipモジュールを記載する
mkdir requirements
vim requirements/bash.in
requirements/bash.in
mysqlclient
simple-db-migrate
requirements/*.in
の書き方は http://qiita.com/ryu22e/items/ad3f8f3df30886d23661 参照
requirements/*.in
で記載したmoduleをインストール
pip-compile requirements/base.in
pip-sync requirements/*.txt
※ pip-compile
はワイルドカードが使えません。