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IT業界完全未経験の38歳が Web エンジニア職に就職するまで

はじめに

エンジニア未経験の方はもちろん、特に30〜40代でチャレンジしている方の支えになれば幸いです。

経歴・就職活動内容

2006.4 〜 2020.12 建築資材販売の営業職として14年間勤務
2021.1 〜 2021.2 東京に移住&テックキャンプ渋谷校95期として入学
2021.3 〜 2021.6 諸事情で95期テックキャンプ中退 → 98期として再入学
2021.7 〜 2021.9 就職活動の結果、Web エンジニアとして内定
2021.10〜 就業開始

タイトル通りですが、エンジニアはおろか IT業界に関しても全くの未経験になります。
30代後半未経験という無謀な条件でもエンジニア職として働きたい!という熱意のみを持ち、様々なIT企業がある東京へ行くことを決意しました。その信念を貫き通した結果、無事に転職を成功することが出来ました。

活動期間

テックキャンプ学習期間:70日
就職活動期間:100日

自分のカリキュラム学習進捗率は同期の誰よりも遅かったです。
終始目標ギリギリのペースで学習を進めておりましたが、メンターや同期のメンバーに支えられ学習を修了することが出来ました。就職活動も半年間を想定しておりましたが、3ヶ月ちょっとで終えることが出来ました。

企業様への応募と結果

応募総数:531社
書類見送り:244社
連絡なし:256社
一次選考:31社
二次選考:10社
最終選考:4社
内定:4社

最初の1ヶ月はしっかり考えた上で選んでいましたが、書類選考の通過は0でした。
その後、少しでも興味があれば応募をしていき徐々に面接や適正試験を受けることができました。しかしなんとか面接に漕ぎ着けたものの見送りになることが多く、苦しい期間が続きました。また面接時に採用担当者から、

  • 営業を14年経験したのになぜエンジニアになりたいのか正直理解できない。
  • パソコンと向き合ってコードを打ち込んでいるだけがエンジニアだと思ってるでしょ?
  • 未経験でもその年ではあまりにも遅すぎるから、営業職として受け直してみないか?

などなど、手厳しい質問や意見もいただきました。その度に反省し、内容や伝え方を都度ブラッシュアップしていきました。

使用した転職サイト

応募媒体名:応募企業数 書類通過数 内定
マイナビ:180 19 2
wantedly:179 12 1
type:113 6 1
Green :56 0 0
その他:4 0 0

上記の通り、マイナビ、wantedly、type中心に活用しました。
wantedlyはワンクリックで応募ができ、自己PR欄も個性を出せる仕様であったため非常に使いやすかったです。マイナビもWeb履歴書をフル活用したおかげで、選考通過率は比較的良い水準を保てたと思います。一方typeは使いづらかったものの、マイナビやwantedlyには載っていない求人も多かった印象です。Greenに関しては自身のスペックで全く太刀打ちできず、すべて見送りとなってしまいました。

就活でやっておいた方が良いこと

Twitter

日々の学習のアウトプットや積み上げ内容などを呟きます。毎日続けていくことにより、貴重なアピールツールとなります。
どのように活用するかというと、転職サイトの自己紹介欄や、企業とのメールのやりとりでタイミングがいところで一声添えてからTwitterのURLを入れるなどしておきます。後述するQiitaやGitHubも同様にURLを入れておくとなお良いです。

Qiita

エラーにつまづいてから解決するまでの流れや、理解が難しい学習などのアウトプットや備忘録として投稿します。
知識定着はもちろん、継続して記事を投稿することにより、他の就活生と比較してかなりの差別化をはかれます。実際に、応募した企業の採用担当者(特に取締役以上の方)から何度か褒められたのが嬉しく、同時にその効果を実感しました。最初はマークダウン形式の記述に慣れないと思いますがだんだん要領を掴めていきますので、月に3記事を目標に書いていくと良いと思います。

ポートフォリオ(成果物)

自社開発企業や受託開発企業から提出を求められるケースが多いです。
特に自社開発企業を目指す就活生同士のレベルの高いポートフォリオ合戦が激化しているので、そこを目標としている方であれば力を注いだ方が良いかもしれません。少しでも良いので毎日手を触れることにより習慣化していきますし、愛着が湧き作成が楽しくなると思います。個人的にポートフォリオは無いよりあった方がもちろん良いと思うのですが、志願者へ新たなポートフォリオの課題を出して採用を決める企業や、自社とマッチしたアプリケーションでないと評価がされない場合もありますので、かかりきりになるのはあまり得策では無いと思います。

GitHub

ポートフォリオと連動しているので重複した内容だと思いますが、毎日草を生やす。これに尽きます。
特に人事担当が草を生やしているかチェックしている話を多く聞きました。忙しくてコードを書く時間がない場合は、READMEを修正・加筆すると良いと思います。草を生やすという作業は以下のリンクを参考にしてください。

その他

プログラミング言語学習の他に、SQL基礎、Linux基礎、ネットワーク基礎知識などの学習も進めておくと面接時での技術質問に対応できることができるので、地道に学習を積み上げておくのが良いと思います。

テックキャンプについて

テックキャンプを選んで本当によかったです。
決め手は、テックキャンプからエンジニアになった先輩がたくさんいるという事実です。人件費にウエイトを置いているからこそ環境が良く、サービス体制はしっかりしていました。後述しますが、サボり癖&独学で挫折した自分にはぴったりなスクールだったと思います。最近はインフルエンサーに批判されることが多いですが、ほとんどは炎上商法による内容だったので学習環境に影響があったと感じたことはありませんでした。

同期メンバー

彼らがいたおかげでここまで走り抜けることができました。
同期とアウトプット学習を繰り返しすることにより、知識が定着出来たと思います。エンジニアになる!という同じ目標も持った同志でもありライバルでもありましたが、学習や就活の苦労を分かち合い支え合ってきたからこそ、最終的には今でも連絡を取り合う大切な仲間となりました。

キャリアアドバイサー(略称:CA)

就活時は特にお世話になりました。
おそらくテックキャンプで一番苦労するセクションだったのでは?とも思います。初期は指導が厳しく感じ、同時に自分の考えがいかに甘かったかのかと思い知らされました。自分の担当CAは元転職エージェント出身者でしたので、良い意味で歯に衣着せぬ意見をもらいながら、困った時はいつでも相談にのっていただきました。結果、面接練習や履歴書・職務経歴書を全て納得する形で仕上げることができ、選考に臨めました。

メンター

頻繁に利用させていただきました。
テックキャンプのメンターは素人集団と揶揄する方々もいらっしゃいますが、現役エンジニアだからといって知識はあっても、教え方が必ず上手いわけではないと思っています。その点、テックキャンプのメンターは自走力をつけるための教え方がうまく、後半は自分で考える習慣が自然と身につきました。また問い合わせる場合、長くても1、2分待てば繋がりましたのでストレスは少なかったです。

ライフコーチ

誰よりも学習進捗が遅かった自分をいつも励ましてくれた存在です。
70日間のカリキュラム学習と併せて、エンジニアとして働く場合に必要不可欠なコミュニケーションを学ぶことが出来ました。自分は営業職としてコミュニケーション力を身につけてきたので、改めてその大切さを知ることになりました。

その他

カリキュラムはわかりやすく、理解が難しいところは動画やGIFなどで直感的に理解することが出来ました。
SlackやZoomなどのコミュニケーションツールを頻繁に利用したため、リモート業務でも要領よく仕事がこなせるスキルを身につけることが出来ました。

自社開発・受託開発・SESについて

最終的には自社開発・受託開発・SES等にこだわらず就活を進めていきました。
入社の決め手は面接時に担当していただいた社長やその関係者の人柄と会社の理念が自分の考えと合致していたからです。当初は自社開発企業に入社することに憧れを持っていましたが、

自社開発企業は、

  • 納期がない
  • アジャイル開発手法で常に自社アプリケーションをブラッシュアップ
  • Python 、Ruby 、Go などモダンな言語を多数使用

受託開発企業は、

  • 納期のせいで職場がピリピリしているが、大規模案件で成長スピードが早い
  • Javaを使用する事が多くレベルが高いので、一人前になるまで時間がかかる
  • プライム案件以外は二次請け以下になるため単価が安くキツい

SES企業は、

  • つど常駐先が変わるので技術が定着しづらい
  • 案件ガチャで劣悪な環境に常駐することもありえる
  • 酷いところだとなぜか家電量販店勤めになり、スキルすら構築できない

いずれも YouTuber やインフルエンサー、ブロガーの情報を鵜呑みにしており、上記のような情報が強く根付いていました。
そんな時、ささいな情報の齟齬からネット情報を疑うようになり、現役エンジニアの方々に対して直接確認したほうが良いと思い始めました。手段としては、Twitter ・MENTA ・もくもく会などを使用し、直接コンタクトを取りヒアリングをして情報収集してきました。そして聞けば聞くほど、当初のイメージはかなり温度差があるものだと感じました。

未経験から入れる自社開発企業というのは、基本的にスタートアップ企業となります。お金がないため、育ててくれるという環境ではありませんし常に独学になります。また休日関係なく仕事をこなすパターンも多いそうです。私の知っているテックキャンプのメンバーでも自社開発企業に入社したものの、激務のため質問をする雰囲気がほとんどなく、数ヶ月で退社した話も聞きました。ただし自走力に相当自信がある方、その企業に入社する理由が明確に説明できる方であれば、この限りではないと思います。

一方、全てではありませんがSES企業は研修制度を設けているところが多い印象でした。客先に常駐させるという仕組み上、スキルレベルはあげないといけないということのようです。給料をもらいながら徹底的に教えてくれるので、段階的にしっかりと成長している実感を持てるそうです。

テックキャンプを否定するのも、インフエンサーを崇拝するのも個人の自由ですが、これだけは言いたいです。
うまくいかないことが続いても、他人のせいにしないことを心がけてほしいです。
就活のモチベは下がりますし、自身の成長にも繋がりません。最終的にはSNSで悪口を吐き、虚勢を張りつづけるだけのカッコ悪い人間になってしまいます。

例えば営業経験で覚えてきたことですが、危機感を煽ってお金儲けをする人が世の中にはたくさんいます。多くの商売はこの論法で成り立っているのが現状です。無知な人間に不安を煽り続ければいずれは思考停止し、最終的に言うことを聞かせることができると知っているからです。それを避けるためにも一つの情報に固執せず、常に自分で考え、自分に合ったものを求めて行動していく習慣を身につけておくことが大事だと思います。そうすることで仮に失敗しても後悔は少なくて済みますし、次につながる経験となります。

おわりに

この1年間を思い返すと、よくここまで続けてきたと自負しています。
エンジニアとしての学習はもちろんですが、行動し続けていろんな経験を積むことにより人間的にも成長できたと実感しております。就活は大苦戦こそしましたが、こんな自分でも最終的には内定を4件もらうことが出来ました。内定を出してくれた他の企業様にお断りの連絡をするのが非常に辛かったですが、正直に伝えることにより褒めていただいたり祝ってくれたことが素直に嬉しかったです。ここからがスタートになるので、決して油断せず今後も日々の学習を積み上げて1日でも早く一人前のエンジニアになるように頑張っていきます。乱筆乱文にて失礼いたしました。

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