概要
先日、LPIC-1を受験し合格しましたので、記録を残します。
この記録が、これからを受験される方にとっての目安や参考になればと思います。
受験資格
LPIC-1(レベル1)
結果(点数)
- 101 : 受験1回目で不合格(480点)。2回目で合格(620点)。
- 102 : 一発合格(680点)。
(合格ラインはおそらく500点)
プロフィール(学習前)
エンジニアとして就業して約4ヶ月。Linuxコマンドはたまに使う程度で、コマンドがなぜ動くのかわかっていない。
学習時間(おおよそ)
勉強開始〜合格までで2ヶ月弱。
- 101 : 40時間(1回目まで) + 40時間(2回目まで)
- 102 : 40時間
学習教材
- Linux教科書 LPICレベル1 (あずき本)
- Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 (白本)
- ping-t : 102用の有料版サービスも利用(101用は無料)
私のオススメは、下記手順です。
1. ping-tで全問を金メダルにする。(問題を解く際は、「答えの確認」よりも「解説を読むこと」が重要)
2. あずき本を読み、全体像をつかむ。(問題を解くだけでは断片的な知識であるため)
3. 白本の問題を解く。
4. 白本の模擬試験問題を解く。
5. (余裕があれば)ping-tの模擬試験問題を解く。
おそらく、1.のステップで0.5〜1ヶ月ぐらいかかるので、時間はいくらあっても足りません。
焦らずに集中して取り組み、進捗具合によっては臨機応変に手順や計画を見直したほうが良いと思います。
あずき本は、無くてもなんとかなるかと思いますが、あったほうが良いです。(当然ですが)
所感
- 時間が許すなら、3ヶ月程度の学習期間を設けたほうが良いです。
- 試験に合格するためだけでなく、Linuxの理解を深めるため。
- Linuxの知識は基本であるため、他の技術を学ぶ際に理解しやすくなる(と思います)。
- 101で1度不合格になった時はかなり落ち込みましたが、追い込まれたことで逆に火が付きました。(悔しさをバネに ってやつです。)
- 資格を取るという目標があるため学習に熱が入り、結果として深い理解ができました。
- Linuxの理解、熱心に学習した経験 の2つの側面から、非常に良い経験になったと思います。