当研究室、進捗報告がない研究室なんです。
忙しそうな上司に声をかけずらい時ってありますよね。当研究室の教授(上司)は、統計や機械学習などの概念を数学的に且つ理論的に取り扱うお方です。そのため、数学科だけでなくデータサイエンス学科などの色々なところから引く手数多な状態です。そんな状態なので「教授忙しそうだな、後で聞こう」みたいに、若干コミュニケーションが取りずらい場面が多々ありました。
コミュニケーションを楽に取るために何年か前からSlackが実装されました。チャンネルを立てて、業務連絡から雑談までチャンネルを分けて話すことができるのは便利ですよね。そんなこともあって、今では研究室の必需品となっています。
しかし、今回 Notion で進捗管理を作ることになりました。というのも、Slackが進捗報告に向かなすぎることが発端です。Slackだと、週ごとに長文コメントを送信するとスレッドが鬼のように長くなって大変ですし、各メンバーごとにチャンネルを増やすとチャンネル管理が大変になります。Slackでどうにかしたかったがやりづらいということで、Notionでの進捗管理に白羽の矢が立ったという訳です。
ちなみに、GitHubでの進捗管理もあるようです。メンバーの中には、GitHubの名前すら知らない人もいたので活用しませんでした。
研究進捗報告をGitHubでやってみた
こんな感じになりました。
実際に作ってみたものが以下になります。(動かしてみたい方は「複製」すると動かせると思います)
https://www.notion.so/2bf1a9b8cab74a92a146c21c95ca71f7?pvs=4
データベースAの動き
データベースAの動きは、報告書と週番号管理です。報告書を作成する場合は、この表に追加します。追加した際には予め作成したテンプレートが出てくるので、メンバーごとの書式が変わることがないようにしています。また、報告日を登録すると週番号(2023年の4週目なら202304)が自動で算出されます。
研究生は、ここに週次報告をしていくことになります。
データベースBの動き
データベースBの動きは、週番号の照合とメンバー管理です。今週の週番号とメンバーの報告書に付与されている週番号が一致したときにチェックマークを付けるようにしています。また、メンバーごとにページを与えることで、週次報告以外でまとめておきたい情報があればメモできるようにしました。
教授(上司)はこの表を確認して「誰が提出していないか」を判断できます。
その他、まだ使いづらいところ
1つはNotionとSlackの併用は大変じゃないか?という点です。Slackは使い慣れていますが、Notionは使い慣れていません。また、現在はSlackとNotionを連携させていないので、研究室全体が2つのアプリケーションを併用する努力が必要です。
進捗報告以外にも気になったことを貼るページや全体に共有したいことな度をまとめるページなど、Notionを使いこなせるようになればいいなと思っています。