皆さん初めまして!
インフラエンジニア歴もうすぐ3年のitohです。
突然ですが最近、会社の流れでオンプレミスでdockerホストを構築・運用していくことになりました。
普段はKVMで仮想マシンの作成やら、オンプレミスサーバの構築、
ロードバランサの設定やバージョンアップなどに費やす人生を送っており、コンテナというものをあまり詳しくは知りませんでした。
そんなこんなでまずは勉強から始めなければと思い、Udemyの講座を一度受けてみて勉強しました。今回はそこで実際に受けてみて、よかったUdemyの講座を一つ紹介します。
*あくまで個人の感想ですので、参考程度に見ていただければ幸いです。
また、ここでは具体的な講座の中身については説明しません。あくまで良かったことなどの感想のみ記載します。
講座概要
主要項目 | 名前 |
---|---|
講座名 | 初心者OK!Docker入門+応用:ゼロからでも実務で使えるスキルが身に付ける |
作成者 | ケンタロウ 0 0 |
使用環境 | macOS&DockerDesktop |
最終更新日 | 2023年7月 |
講座の時間 | およそ10時間(自分はメモりながらやっているのでもう少しかかっている) |
値段 | ¥4,800-(自分が受けたときはセール期間で、¥1,500-) |
なぜこの講座をうけようと思ったか
いろいろな講座があるなかで、この講座をうけようと思った要因は主に以下の通りです。
実行環境がmacOSだったから
自分がプライベートで使用しているPCがmacbookしかないため、同じ環境で講義を行なっていただけることに安心感を感じたため
日本人講師の中で評価件数が高かったため
評価数は400件近くあり、総評価も4.6と高く、ハズレではないだろうと思った。のちにも記載するが、実際にdockerを触ってみて分かりやすい講座であった。
同じ値段の講座と比較して情報量が多く、講座も長すぎない。
本講座では、dockerの基本操作の理解から、軽めの応用の方法の仕方までを網羅しており、
内容が濃い。他の講座では、講座が長すぎない代わりに多くの情報を広く取得できないので、
同じ値段でセールされていたらこちらの方が良いだろう。
また、20時間等の長い講座でないため、モチベーション的にも達成しやすいと思う。
主な講座内容
- メリット
- ネットワーク
- ボリューム
- カスタムイメージの作成
- カスタムイメージの容量削減方法も。
- Compose
- お試しのCICD
良かった点
最新のコマンドなどを考慮して説明してくれる
docker ps
-> docker container ls
というような、旧コマンドであることを説明した上で最新のコマンドを紹介してくれる。古い講座や情報サイトでは説明されていないところがあったりするので、そこを説明していただけるのは個人的に嬉しかった。
dockerの基本操作などをハンズオンしながら体験できる。また、図説が分かりやすい。
実際にコンテナやボリューム、ネットワークなどをハンズオン形式で説明していただけるため、自分の環境でも通信できていることを把握しながら進められるため、イメージを把握しやすい。
また、要所要所ででてくるコマンド、オプションの説明や構成図の説明が概念図で説明していただけ、どのような関係性を持っているか分かりやすい。
実践想定の、CICDの手法を教えてくれる。
本当にdockerの内容だけしりたいというのであれば、ここの内容は不要だと思います。
ただ、小規模でも実際にコンテナを作成し、デプロイする。それをさらにイメージとして管理するという内容を、
最後の講座で教えていただけるため、実践にも役立てることができます。
自分の職種はアプリケーションを作成する部署ではないため、直接的に業務に役にたつ内容とは言えなかったですが、デプロイのイメージを把握することができたのは収穫だと思っています。
AWS、Githubの設定を少し知れる。
dockerがメインであり、ここは実践形式で行わないのであれば不要なコンテンツなのですが、最後の実践形式で触る部分ではAWSのECR、ECSに少し触れます。
そのためにIAMの設定などを行う箇所があるため、AWSの知識を得ることも可能です。
あくまでおまけの内容なのでしっかり触れるわけではないので、AWS、Githubについては別途勉強が必要です。
良くなかった、注意する点
正直よくない点は自分ではなかったのですが、あえていうのであればここに関する内容は注意すべきかなと思っています。
AWSリソースは有料
これは他の講座にも言えることですが、AWSは初期の無料期間を過ぎると、EC2などを動かす際に料金が発生します。自分はもう無料期間を他の勉強で使い果たしてしまったため、もう無料で作成できないです。
講座の代金以外でも料金が発生する可能性があることは把握しておきましょう。
Kubernetes(以下k8s)については触れない。
講座名はdockerなのでそこは最初から割り切っていましたが。
コンテナを実運用している場合はコンテナオーケストレータと合わせて運用している所が多いと思います。
今回はECSにて操作していきますが、 世間一般ではk8sが一般的です。
k8sについて勉強がしたいという場合は、別途k8s専門の講座を受けてみるべきです。
講座はMacOS前提で進んでいく。
おそらく環境による差異はそこまでないと思っていますが、講師の環境はmacOSであり、自分の環境もmacOSで進んでいきます。WindowsOSで操作する場合は操作が一部異なる可能性があります。
また、オンプレLinux上にdockerをインストールして、そこで開発操作するということも対象外ですので、別途自分で調べる必要があります。
総評
結論、受けてよかったです。
この講座を受ける前はdockerについてはなんとなくしっている程度でしたが、イメージ、移動の仕方や、コンテナおよびその環境を構成する要素がどのようなものかということを把握することができます。
dockerについてあまり詳しくない、これから知りたいという方には受ける価値ありの講座だと思います。
それでは、みなさん共に勉強を頑張りましょう!ではまた!