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Android アプリ公開時に必要な画像リソースをサックっと用意する手順まとめ

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みなさん、Androidアプリ公開してますか?

自分はアプリを作るのは好きなのですが、それを公開するのにあれこれ手間をかけるのは正直好きではありません、、、

簡単な自作アプリはだいたい自分が使うためにつくっているのでそれでも問題ないといえばないのですが、ビルド環境やライブラリの依存関係その他最新の開発環境全般につねにキャッチアップしておく、というのがモチベーションの一つでもあるので、いつでも更新し、リリース出来るような環境を整えたいと思うことがままあります。

その昔、Androidがリリースされたばかりの頃は、ストアには審査なんてないし、特にリソースを追加しなくてもapkをサクッとアップロードすればOKだったのですが、世知辛い世の中になったものよのう。

と、言っていてもしょうがないので、アプリをつくったらサクッと公開するために必要なリソースを取得する手順をまとめておきます。

必要なリソース
AndroidアプリをGooogle Play Storeで公開する上で必須の画像リソースは以下3種類です。

  • アイコン
  • スクリーンショット
  • feature graphic

ストア用のアイコンを用意する

Google Play Storeに公開するときに、アプリ内のリソースに含まれるアイコン以外に、大きいサイズ(512*512)のアイコンをアップロードする必要があります。

こちらを作るには、アプリ内のアイコンリソースと合わせて「Android Asset Studio」を使いましょう。

Android Asset Studio - Launcher icon generator

ここでは使い方の詳細は省きますが、画像や用意されているクリップアートをもとにアイコン画像が作れるツールです。

背景色や形などを選び、ダウンロードボタンでzipファイルをダウンロードすると、アプリの'res'以下に含める画像とともに"web_hi_res_512.png"という名前のファイルが含まれていて、こちらがPlay Storeにアップロードするアイコンとして使えます。

スクリーンショットを取る

次に、アプリのスクリーンショットが最低2枚必要となります。こちらはアプリを実機もしくはエミュレータで起動し、スクリーンショットを取ればいいので一見難しいことはありません。

ところが、このスクリーンショットにはステータスバーも含まれるため、起動中の他のアプリの通知アイコンなどが写ってしまいます。ストアに公開するスクリーンショットとなると、他のアプリのアイコンが写っていていいのか、時刻が夜中だったりすると良くないんじゃないか、などいろいろと考えることが出てきてしまいます。

そんなときのために、Androidには"Demo Mode"という、ステータスバーの表示内容を自由に書き換えられる機能が用意されています。

Developer Optionを有効にした端末で、Settingsの"System -> Developer options -> System UI demo mode"でDemo ModeのON/OFFが切り替えられます。

ただし、UI上では細かな設定が出来ないことと、毎回手で操作するのも手間なので、adbを使ってCLIで実行するのがいいでしょう。

adbコマンドは以下が詳しいです。

Demo Mode for the Android System UI

さて、ここではアプリの通知アイコンを消し指定のみを行って、スクリーンショットを取ることを考えましょう。

Demo Modeの設定とともに、スクリーンショットの取得までadbで行得るので、以下をtake_release_screenshot.shなどスクリプトとして保存しておくと取り直しも楽になります。

#!/bin/sh

adb shell settings put global sysui_demo_allowed 1
adb shell am broadcast -a com.android.systemui.demo -e command notifications -e visible false
adb exec-out screencap -p > screen.png
adb shell am broadcast -a com.android.systemui.demo -e command exit

Feature Graphicを作成する

最後にFeature Graphicを作成します。Feature Graphicは1024 w x 500 hの画像で、Play Storeでオススメなどに掲載された場合に使われます。また、ストアのリンクを貼った場合にogp画像としても使われます。

そのため、アプリのユーザー獲得のためには非常に重要な画像となるのですが、そんなことよりまずは手間を最小限にして公開したくなりますよね^^

そんな方に最適なツールがこちらです。

Android Feature Graphic Generator

文字と背景を選ぶだけで、サクッと作れます。

必須ではないリソースの"promo graphic"や"TV Banner"向けのサイズも用意されています。

まとめ

以上で、AndroidアプリをGoogle Play Storeで公開する際に必須となっている画像リソースを手軽に用意できます。

画像以外にも"Title", "Short Description", "Full description"が必要になりますが、こちらはhogeでもfugaでもOKなので、困ることはないでしょう。

こうしてリリースしたのが、こちらの超シンプルは時報アプリです。しっかりFeature GraphicがOGPに使われていますね!

シンプル時報 - Apps on Google Play

個人アプリを作る理由として、オリジナリティのある名前をつけたり、ビジュアル面やプロモーションまでこだわることがモチベーションとなっている方もいると思いますので、そういう場合はもちろんこだわって作るのがいいでしょう。

一方で、動くものをサクッとつくって公開したい、というようなモチベーションの方はこのような方法でリリース作業にかかる負荷を下げるのがいいんじゃないかと思ってます。

アプリつくったけど公開めんどくさくて諦めた、、、って方はぜひ参考にしてみてください!

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