Recoilとreact-native-mmkvでデータを効率的に永続化する方法

目次

1. はじめに
2. 必要なパッケージのインストール
3. Recoilの永続化ヘルパーの作成
4. 永続化アトムの使用
5. アプリケーションでの使用
6. まとめ

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はじめに

RecoilはReactの状態管理ライブラリとして人気がありますが、その状態を永続化する方法はいくつかあります。この記事では、react-native-mmkvという高速なキーバリューストレージを使用して、Recoilの状態を効率的に永続化する方法を紹介します。

必要なパッケージのインストール

まず、必要なパッケージをインストールします。

yarn add recoil react-native-mmkv

そして、react-native-mmkvのネイティブ部分をリンクします。

expo install react-native-mmkv

Recoilの永続化ヘルパーの作成

次に、Recoilのアトムやセレクタの状態をreact-native-mmkvで永続化するためのヘルパー関数を作成します。

import MMKV from 'react-native-mmkv';
import { atom, DefaultValue } from 'recoil';

export const persistentAtom = <T>(key: string, defaultVal: T) => {
  return atom<T>({
    key,
    default: defaultVal,
    effects_UNSTABLE: [
      ({ setSelf, onSet }) => {
        const savedValue = MMKV.getString(key);

        if (savedValue != null) {
          setSelf(JSON.parse(savedValue));
        }

        onSet((newValue) => {
          if (newValue instanceof DefaultValue) {
            MMKV.delete(key);
          } else {
            MMKV.set(key, JSON.stringify(newValue));
          }
        });
      },
    ],
  });
};

永続化アトムの使用

上記のヘルパー関数を使用して永続化されたアトムを作成します。

import { persistentAtom } from './path-to-your-helper';

export const userState = persistentAtom('userState', {
  name: '',
  age: 0,
});

アプリケーションでの使用

通常のRecoilアトムと同じように、アプリケーションでこの永続化アトムを使用できます。

import { useRecoilState } from 'recoil';
import { userState } from './path-to-your-atom';

const UserInfo = () => {
  const [user, setUser] = useRecoilState(userState);

  return (
    <View>
      <Text>Name: {user.name}</Text>
      <Text>Age: {user.age}</Text>
    </View>
  );
};

まとめ

Recoilとreact-native-mmkvを組み合わせることで、React Nativeアプリケーションの状態を効率的に永続化することができます。この組み合わせは、アプリケーションのパフォーマンスを維持しながら、ユーザーデータを安全に保存するのに適しています。

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