背景
create-nuxt-app
は非常に便利だが、その時点での最新のNuxt.jsでプロジェクトが作成される。
Nuxt.jsでSPAを作成していたのだが、ある問題の調査のためにNuxt.jsのダウングレードを試してみた。
そのときの手順を参考までに残しておく。
基本的な流れ
- インストール済みの依存パッケージを全て削除
-
package.json
を修正 - 依存パッケージを再インストール
-
nuxt.config.js
をバージョンに合わせて修正
手順
2.14.x → 2.13.x
1. インストール済みの依存パッケージを全て削除
# 既存の依存パッケージとビルド成果物を削除
rm -rf node_modules/ dist/
# yarnの場合
rm yarn.lock
# npmの場合
rm package-lock.json
2. package.json
を修正
修正するのは下記の2点
- scripts
-
generate
を削除 -
export
とserve
を追加
-
- dependencies
-
<2.14.0
とすれば、2.14.0未満、つまり2.13.x系の最新バージョンがインストールされる。
-
package.json
"scripts": {
"dev": "nuxt",
"build": "nuxt build",
"start": "nuxt start",
"export": "nuxt export",
"serve": "nuxt serve"
},
"dependencies": {
"nuxt": "<2.14.0"
},
3. 依存パッケージを再インストール
# yarnの場合
yarn install
# npmの場合
npm install
4. nuxt.config.js
をバージョンに合わせて修正
2.14.x → 2.13.xの場合は修正は不要そう。
間違っていたらごめんなさい。
2.14.x → 2.12.x
1. インストール済みの依存パッケージを全て削除
# 既存の依存パッケージとビルド成果物を削除
rm -rf node_modules/ dist/
# yarnの場合
rm yarn.lock
# npmの場合
rm package-lock.json
2. package.json
を修正
修正するのは下記の2点
- scripts
-
start
を削除
-
- dependencies
-
<2.13.0
とすれば、2.13.0未満、つまり2.12.x系の最新バージョンがインストールされる。
-
package.json
"scripts": {
"dev": "nuxt",
"build": "nuxt build",
"generate": "nuxt generate",
},
"dependencies": {
"nuxt": "<2.13.0"
},
3. 依存パッケージを再インストール
# yarnの場合
yarn install
# npmの場合
npm install
4. nuxt.config.js
をバージョンに合わせて修正
修正するのは下記の2点
-
target: 'static'
をコメントアウト -
components: true
をコメントアウト
nuxt.config.js
export default {
:
(省略)
:
/*
** Nuxt target
** See https://nuxtjs.org/api/configuration-target
*/
// target: 'static'
:
(省略)
:
/*
** Auto import components
** See https://nuxtjs.org/api/configuration-components
*/
// components: true
:
(省略)
:
}