背景
Macでgit-completion
を使いたくなって設定方法を調べてみたが、Homebrewを使ってGitをインストールした前提での説明ばかりがヒットする。
私はひねくれ者だったらしく、GitのインストールにはHomebrewを使っていなかった。
Homebrewを使わずにGitをインストールした場合でも、git-completion
を使えるようにする手順をまとめる。
ついでに、git-prompt
も設定した。
手順
1. 本体をダウンロード
# git-completion
curl https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-completion.bash -o ~/.git-completion.bash
# git-prompt
curl https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-prompt.sh -o ~/.git-prompt.sh
2. ~/.bashrc
の編集
下記を追記する。
ファイルが存在しない場合は新規に作成する。
~/.bashrc
source $HOME/.git-completion.bash
source $HOME/.git-prompt.sh
GIT_PS1_SHOWDIRTYSTATE=true
export PS1='\h\[\033[00m\]:\W\[\033[31m\]$(__git_ps1 [%s])\[\033[00m\]\$ '
3. ~/.bash_profile
の編集
ターミナル起動時に~/.bashrc
が読み込まれるように、下記を追記する。
ファイルが存在しない場合は新規に作成する。
~/.bash_profile
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
4. ターミナルを再起動
これで、gitの各種コマンドのタブ補完と、プロンプトにリポジトリの状態が表示されるようになる。