こんにちは!株式会社IT働楽研究所の山本です!
私は関東に在住するファーストフードが大好きな関西人なのですが、西と東でのファーストフード店の略称に違和感を覚えています。
皆様はマクドナルドをどのように略称しますか?おそらく関西人は「マクド」、関東人は「マック」ですよね。
関東にいるとこの「マクド」呼びをよく変な呼び方だと指摘されますが、関西人からすればマクドナルドを「マック」呼びするのであればミスタードーナツを「ミスド」ではなく「ミッス」呼びするべきではと思ってしまいます。。
何事も一貫性って大事ですよね。
それでは本日の記事をお楽しみください。
はじめに
この記事では、NetSuite について基本的な概要を解説し、その特徴や活用方法について紹介します。
主にERP(Enterprise Resource Planning)システムに興味があるエンジニアや、企業の業務管理を効率化したい方を対象としています。
この記事でわかる・できること
- NetSuiteの基本的な概要がわかる
- NetSuiteの主な機能や特徴が理解できる
- NetSuiteの活用方法や導入メリットがわかる
この記事の対象者
- NetSuiteを導入した直後のユーザー
- ERPシステムの導入を検討している企業の担当者
- 業務管理を効率化したいエンジニア
NetSuiteの概要
NetSuite は、Oracleが提供するクラウドベースのERPシステムで、財務管理、在庫管理、CRM(顧客管理)、Eコマースなどのビジネスプロセスを統合的に管理できるプラットフォームです。
NetSuiteの主な特徴
- クラウドベース:インターネット環境さえあれば、どこからでもアクセス可能
- 統合管理:財務、会計、販売、在庫などのデータを一元管理
- カスタマイズ性:スクリプトやワークフローの設定により、業務に合わせた柔軟なカスタマイズが可能
NetSuiteを活用することで、業務の一元管理が実現し、リアルタイムでのデータ分析や意思決定のスピードアップが期待できます。
NetSuiteの基本設定方法
NetSuiteを利用するには、まず基本的なセットアップを行う必要があります。
ここでは、NetSuiteのダッシュボード設定の基本的な手順を紹介します。
ダッシュボードの設定方法
-
NetSuiteにログイン
NetSuiteの管理画面にアクセスし、管理者アカウントでログインします。 -
ダッシュボードのカスタマイズ
画面右上の「パーソナライズ」をクリックし、表示したいウィジェット(レポート、グラフ、KPIなど)を選択します。 -
必要なウィジェットを配置
「ドラッグ&ドロップ」機能を使って、よく使うレポートやグラフを見やすい位置に配置します。 -
設定を保存
設定が完了したら、変更を保存し、業務に合わせたダッシュボードの活用を開始します。
NetSuiteの活用事例
NetSuiteを活用することで、どのように業務が改善されるのか、具体的な事例を紹介します。
事例1:内資系ERPからNetSuiteへの切り替え(弊社自社導入事例)
課題:
①オンプレミスによる自社運用に伴い、コストが増大していた。
②勤怠システム、一部受発注システム、財務システムとERPで同期がとれておらず、データの二重入力が発生していた。
③レポーティング機能等のカスタマイズ性が低く、業務効率化が適切に行えていなかった(カスタマイズの都度、導入費用が発生していた)
解決策:
①クラウド化に伴い、運用コストの低減に成功。
②NetSuiteと勤怠システム:ccbizmate、受発注システム:Meeepa、財務会計システム:弥生会計を外部連携しデータを一元管理。
③すべての導入・カスタマイズを自社で行い、日々の運用・追加開発も内製化に成功。
結果:
①自社運用に使用していたコストを別事業に充てることでさらなる業績向上に寄与(売上32%、利益率22%アップ)
②各システムでの二重入力が不要になり、バックオフィス業務を大幅に効率化(工数15%削減)
③社内管理業務をNetSuiteのダッシュボード上でリアルタイム確認し、経営判断の効率化・適正化に成功
事例2:レガシーシステム、俗人化業務からの脱却
課題:
①受発注システムと生産管理システムが分断されており、データの不整合が多発していた。
②膨大なExcel管理による俗人化業務。
③②に伴う即時の業務分析が行えず、経営判断が鈍化していた。
解決策:
①受発注、生産管理含むほぼすべての業務範囲をNetSuiteで導入。
②NetSuite標準機能プロセスに業務を集約し、煩雑化した業務プロセスをシンプル化。
③部門・担当ごとにダッシュボードを整備し、情報をリアルタイムで管理。
結果:
①情報が一元化され、データの不整合はゼロに。
②業務プロセス一般化により、俗人化業務から脱却。マニュアルを整備し、事業拡大にも柔軟な対応が可能に。
③部門・担当ごとに最新かつ必要な情報が即時で可視化。素早い業務判断が可能に。
事例3:在庫管理の最適化
課題: 在庫の過剰・不足が頻繁に発生し、余剰コストや販売機会の損失が発生していた。
解決策: NetSuiteの在庫管理機能を活用し、リアルタイムで在庫状況を監視。
結果: 在庫コストを20%削減し、適正在庫の維持が可能に。
結論
NetSuiteを導入することで、業務の統合管理が可能になり、リアルタイムでのデータ可視化による業務効率化が実現できます!
ERPシステムの導入を検討している方は、ぜひNetSuiteを活用してみてください。