とうとう待望のcoffeescript2が正式にリリースされました。
早速使ってみましょう。
coffeescript2のインストール
普通にインストールすればいいです。
$ yarn add -D coffeescript
注意点としては2.0になった段階でcoffee-script
からcoffeescript
に名前が変わったことです。
coffee-script
を既にインストールしていた場合は削除しておきましょう。
$ yarn remove coffee-script
coffee-loaderも0.8.0からcoffeescript2に対応しているので、すでに入っている場合はupgradeします。
$ yarn upgrade coffee-loader
なければインストール
$ yarn add -D coffee-loader
babelのインストール
coffeescriptをupgradeするだけならこれで終わりなのですが、coffeescript2はes2015にコンパイルされるため、古いブラウザで動かすためにはbabel等で更にコンパイルする必要があります。
babelをインストールしましょう。
おそらくこれが最小構成です。
$ yarn add -D babel-core babel-loader babel-preset-es2015
.babelrc
をプロジェクトのルートディレクトリに置きます。
{
"presets": ["es2015"]
}
webpackを書き換えて、babelを通してあげます。
{
test: /\.coffee$/
loader: 'babel-loader!coffee-loader'
}
以上で終了!
おめでとう。
vue-loaderの設定
ここから先はvue-loaderを使う場合だけの設定です。
webpack.configのvue-loaderの部分を書き換えてあげます。
{
test: /\.vue$/
loader: 'vue-loader'
options:
loaders:
coffee: 'babel-loader!coffee-loader'
}
上記の設定の場合vueファイルのlangを省略せずに書く必要があります。
(langはsublimeなどでハイライトするのに有用な情報なので省略しないのが吉)
<!-- langを省略しない -->
<script lang="coffee">
module.exports = {
name: 'Hoge'
}
</script>
これでちゃんとコンパイルされるはずです。
お疲れ様でした!