はじめに
2025/5/10(土)に開催された「JAWS-UG 彩の国埼玉支部 #1〜AWS Summit前のウォームアップ〜知識をアップデート!」に参加しましたので、イベントレポートを執筆しました。
Xハッシュタグ:#jawsug_sainokuni
本記事は個人的なメモを共有する形でまとめておりますので、一部表現が簡略化されている場合があります。ご了承ください。
今回は運営企画セッションも含めて14セッションが実施されました。
各セッション資料は更新され次第、リンクをアップデートします。
セッション資料は最後にまとめてあります。
運営企画セッション(1)「彩の国埼玉支部はこうして新たに創設された!」
「埼玉がない!」から始まった。
第0回の様子はこちら(YouTube)
現地参加者:55名、懇親会参加者:43名
支部ロゴの発表!(各支部のロゴは、GitHubで公開されている)
運営企画セッション(2) #1勉強会サブイベント 「与野ばらまつり見学会」 実施報告
今日の午前中には、サブイベントとして与野公園の「ばらまつり2025」に参加したとのこと。
ばらまつり2025(与野公園):開催期間 令和7年5月10日(土)・11日(日) 10:00〜16:00
1:アウトプット0のエンジニアが半年でアウトプットしまくった話 With JAWS-UG
発表資料:未
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1年前までアウトプットゼロだったが、アウトプットし始めた理由
- これまで、社内業務優先でAWSを触れていなかった
- 部署異動がきっかけでAWSの勉強を開始した
- 勉強(インプット)の息抜きにブログを書き始めたら、「アウトプットの良さ」に気づいた
- 次のステップとしてLTへのチャレンジ
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JAWSコミュニティを通じた変化
- イベントに積極的に参加し始めたら...
- 後で見返せるようにイベントレポートの執筆が増えた
- LTで聴いた内容を詳しく調べるようになった
アウトプット初心者はJAWS-UGがおすすめ
2:ANS-C01 2回不合格から合格までの道程
発表資料:未
2023年に2回挑戦するも不合格。その後2025年1月に再挑戦で合格した。
- 2回の不合格で自信をなくし、学習やアウトプット活動が減った。
- DOPなど他のAWS認定更新受験やAIFの受験をきっかけにリベンジを決意、イベントへの参加もリベンジを後押し
- 試験当日の工夫
- 集中力を最後まで持続
- ホワイトボードを活用する(2回交換)
- ただし、交換すると見直しに使えなくなります
無理せず、学ぶことを楽しむ!
関連記事:
3:AWSを利用する上で知っておきたい名前解決の話
発表資料:未
- AWS利用の上で、DNSは重要な役割である
- 名前解決の大まかな種類
- パブリックDNSで名前解決
- グローバルIPアドレスが返る(CloudFront、ALB/NLB(Internet(Internet Facing)...)
- プライベートIPアドレスが返る(NLB(Internal)、Aurora...)
- VPC内のみ名前解決
- プライベートIPアドレスが返る(ALB(Internal)、EC2...)
- パブリックDNSで名前解決
- TTLが重要
- これを超えてIPアドレスのキャッシュを保持すると接続できなくなる
- 1つのAWSサービスで利用しているIPアドレスは1つではない
- インターフェースVPCエンドポイントは、プライベートDNS名を有効にしているかどうかで挙動が変わる
- 詳しい話は下記記事を参考にする
AWS利用の上で、DNSは重要な役割である
4:雑に疎通確認だけしたい...せや!CloudShell使ったろ!
- ちょっと疎通したいとき
- 対向システムでIPアドレス制限をしているところと疎通確認したい
- プライベートサブネットからの疎通確認をしたい
- 常設のEC2があればいいが、ないときは疎通確認のためだけにEC2を構築するのは面倒
- そういうときに CloudShell!!
雑に疎通確認したいときは、CloudShellを利用しよう
5:セッションだけじゃない AWS Summitのおすすめ(Gameday、Ask the Speakers/Expertなど)
- 当日先着特典
- クッションやお弁当
- 基調講演は満員御礼。早めに席確保!
- 認定者ラウンジはSWAGもらうのに大行列!
- Gamedayは当日11:30に並べば事前予約できなくてもチャンスはある!
- 「AWS Summit Japan 2025 生成 AI ハッカソン」の 応募締切:2025 年 5 月 13 日 (火)なのでまだ間に合います!
- 「AWS Summit Japan 2024 に行こう!事前登録のやり方とおすすめの楽しみ方」も参考に
AWS Summitを楽しもう!
6:AWS Summitを楽しむ3つのポイント
発表資料:未
- ポイント①:最新のリリース情報をその場で得られる
- 1日目のキーノートは参加すべし
- ポイント②:AWSの中の人やAWSを活用している企業のエンジニアと話せる
- 興味のあるセッションを探そう!
- ポイント③:AWSの技術を直接試せる
- 1日目の午後が空いているならGameDayやJamに参加しよう
- AWS GameDay @ AWS Summit Japan 2024 結果発表!!
- AWS Jam 実施レポート (AWS Summit Japan 2024)
AWS認定保有で貰えるステッカーを集めるの楽しい!
7:Amazon SES外部プロバイダーのドメイン検証に注意!
発表資料:未
- 初期はサンドボックス環境なので特定のEメールアドレスしか送信できない
- 本番環境ではドメイン検証が必須
- Route53だとコンソールで簡単にできるが、外部ドメインだと手動で検証コードの発行が必要
外部プロバイダーで管理しているドメインの検証時は検証トークンの発行が必要!!
AWS使うなら、Route53で管理すると楽!
8:実践:マルチアカウント環境構築
発表資料:未
- Control Tower
- AWS Black Belt(YouTube)を参考にすることで構築できる
- Identity Center
- Gmailの場合は「+」を使ったメールエイリアスを使うことで、メンバーアカウントのメールアドレスに利用できる
- PowerUserAccessは不便な点がある
- IAMポリシーの中身を見る、IAMロールを作成するといったことができないので、IAMを操作したい場合はカスタマイズしたポリシーを作成する必要がある
- ポリシーを考えているときは楽しい!
Control Tower、Identity Centerは簡単に構築できた。
ハンズオンで使い捨てにできるアカウントが手軽に作成できるのは便利
参考:AWS Black Belt
AWS Control Tower 基礎編【AWS Black Belt】(YouTube)
AWS Control Tower 手順編 AWS Control Tower の有効化【AWS Black Belt】(YouTube)
9:Amazon Q DeveloperでMCP Serverを使ってKnowledge Baseを呼び出してみた
- Amazon Q CLIは、v1.9.0よりMCP Serverに対応
- MCP Serverをざっくりと
- MCP Serverがない場合、いろいろなツールは独自規格で接続
- MCP Serverがある場合、共通規格でMCP Serverが各ツールを呼び出すことができる
- Amazon Q Developerにより気軽にAIエージェントが利用できる
- Amazon Q CLI のデモ
AIエージェントを見据えたリポジトリ設計を!
参考資料:
Amazon Q Developer の言語サポートが拡大 (日本語を含む)
共創未来インナーソースマン feat. InnerSource Commonsコミュニティ(YouTube)
10.あの日の決意表明から23日。AWS SAAに合格することはできたのか?
発表資料:未
- JAWS-UG 彩の国埼玉支部 #0 >AWS SAAの学習を通じて感じた資格取得よりも大切なこと
- この時は受験していなかったが、無事「合格」したとのこと🎉
- 振り返り
- SAA取得に4か月は時間かけすぎた。効率的にできたかもしれない
- この期間があったことで、JAWSに出会えた。
- かけた時間は無駄ではなかった。結果的にはよかった。
苦しかった時間は長い目で見れば必ずプラスになる
11.令和のミニ四駆!?AWS DeepRacerで強化学習に入門してみた
- AWS DeepRacerについて
- クラウドベースの3Dレーシングシミュレーター
- 2025/12で終了予定・・(こちらの「The transition to an AWS Solution」あたり)
- 強化学習の概要
- エージェントが環境の現在の状態を確認
- 何らかの行動を選択
- 行動の結果として報酬を受け取る
- よりよい行動を学べるよう学習
AWS DeepRacerで楽しく強化学習を学ぼう!
12.エンジニアの世界の広げ方 -凄腕エンジニア達が実践する学びの秘密
- ベテランエンジニアはなぜキャッチアップが早いのか?
- 知識の砂山
- 砂山を作る場合、細く高く積み上げられない
- 裾野を広く積み上げる=技術も基礎知識があれば新しい技術も吸収できる
- 概念の抽象化
- 知識の砂山
好奇心・楽しむ心が燃料となる
資料まとめ