Akamai's cloud computing servicesのコンソールについて
執筆時時点でAkamai's cloud computing servicesのコンソールであるAkamai Cloud Managerは、CDNなどを管理するコンソールであるAkamai Control Centerと統合されていません。
そのため、現状の段階でAkamai's cloud computing servicesは、どのようなアカウント構成がベストな選択肢であるかを理解して利用する必要があります。
契約と支払いについて
Akamai's cloud computing servicesを利用開始するには、いくつか方法があります。
- Akamai's cloud computing servicesのWebからアカウントを開設し、クレジットカードで支払いを行う。(USドルベースで支払い)
https://www.linode.com/ - Akamaiの担当営業へ連絡のうえ契約を行い、アカウントを開設する。(日本円での支払いに対応)
https://www.akamai.com/ja/why-akamai/contact-us/contact-sales
個人利用等の場合には1の方法でアカウントを開設します。
既存でAkamaiとの契約を有している場合には、2の方法でアカウントを開設することをお勧めします。
アカウントの設計について
Akamai's cloud computing servicesの1つのアカウントで複数のシステムを構築することもできますが、アカウントを分けたほうが良いケースがあります。
1. 構築したシステムごとに請求先が異なる場合
部署やグループ会社ごとに請求を行いたい場合など
2. 権限を分けたい場合
構築したシステムの権限を完全に分けたい場合など
複数のアカウントの開設について
アカウント開設の際にはUsernameとMail Addressの登録が必要になりますが、作成時には注意すべき点があります。
- Username : Akamai's cloud computing services全体でユニークである必要があります。
- Mail Address : ほかのアカウントで利用していても問題ありません
Akamaiとすでに契約を有している場合には既存の契約とAkamai's cloud computing servicesへとのアカウントの紐づけが必要となります。
複数のアカウントを作成して請求を分けたい場合には、複数の契約を作成し、アカウントをそれぞれ紐付ける必要があります。
上記のようにアカウントを分割することによって、部門ごとの請求金額を明確にしたり、権限を分割することができます。
まとめ
Akamai's cloud computing servicesを複数の部署で分けて利用する場合、アカウントを分けて請求金額を明確にしておくと、各部署の利用料も把握しやすくなります。
ぜひ、Akamai's cloud computing servicesを活用して、多くのシステムを構築してみてください。
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