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EC2からEFSにDNS経由でマウントヘルパーを使用してマウントする方法

Last updated at Posted at 2021-02-02

3つのマウント方法に関して

EC2からEFSをマウントする方法は以下3種類あります。

1.DNS経由でマウントヘルパーを使用する方法
2.DNS経由でマウントヘルパーを使用しない方法
3.IP経由でマウントヘルパーを使用しない方法

ファイルシステムのマウントを簡素化するためのツールで、amazon-efs-utilsというEFS向けのパッケージをインストールすることで利用できる。以下参照。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/efs/latest/ug/efs-mount-helper.html0

amazon-efs-utilsのインストール方法に関しては、後述します。
今回の記事では、1の方法でマウントする方法を紹介します。

マウントまでの4つの手順

大まかな手順は以下の通りです。
2はとても沼りやすい工程なので、注意してください。

1.EFSコンソールからファイルシステムの作成を行う
2.1の過程で作成するEFSと接続元のEC2に共通のセキュリティグループを付与する(ここ重要)
3.EC2にamazon-efs-utilsをインストールする
4.EC2からマウント作業を行う

それでは、以下の段落から詳しく手順を紹介します。

1.EFSコンソールからファイルシステムの作成を行う方法について

EFSのコンソール画面から、「ファイルシステムの作成」を行うと、以下ページに遷移。カスタマイズを選択。
スクリーンショット 2021-02-02 16.39.25.png

下記画面に遷移するので、自身が求めるスペックに変更。
スクリーンショット 2021-02-02 15.48.09.png
接続したいネットワークと、接続元のEC2と共通のセキュリティグループを付与する。セキュリティグループの詳しい設定に関しては、次の段落をご覧ください。
スクリーンショット 2021-02-02 15.50.10.png
ポリシーを付与して、作成完了。
スクリーンショット 2021-02-02 15.50.38.png

2.1の過程で作成するEFSと接続元のEC2に共通のセキュリティグループを付与する

先ほども述べましたが、共通のセキュリティグループを付与させる必要があります
具体的なルールに関しては、下記ページに記載があります。

下記画像は、上記ページからルールの設定に関して一部抜粋したものです。

スクリーンショット 2021-02-02 16.43.57.png

上記の内容を反映させたのが、以下です。画像のように、セキュリティグループのインバウンドルールが設定されていれば問題ないです。
スクリーンショット 2021-02-02 15.42.24.png

アウトバウンドに関しては、デフォルトで全て許可されているので、特に設定の変更は必要ないです。

3.EC2にamazon-efs-utilsをインストールする方法

マウントしたいEC2にssh接続を行い、以下のコマンドを実行します。

sudo yum install -y amazon-efs-utils

4.EC2からマウント作業を行う

結論、マウント作業には、下記コマンドを実行します。その前に、マウントに使用するディレクトリを作成する必要があります。

sudo mount -t efs -o tls ファイルシステムID:/ ディレクトリ名

ファイルを作成するために以下コマンドを実行。

mkdir ディレクトリ名

ディレクトリが作成できたら、下記コマンドを実行。ファイルシステムIDは、EFSのコンソール画面のトップページに記載があります。

sudo mount -t efs -o tls ファイルシステムID:/ ディレクトリ名

ちなみに、 -o tlsのオプションを記述する意味ですが、下記ページに紹介されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-efs-encryption-in-transit-behind-the-scene/

最後に、マウントができているかの確認ですが、一例として下記を挙げておきます。

df -h 

実行すると下記画像のように、マウントが確認できます。

スクリーンショット 2021-02-02 16.05.14.png

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