VOICEVOXの「製品版」はバージョン0.5.0から、インストーラー形式で配布されるようになりました。
それに伴って従来提供されていた、単一のZIPファイルによる配布はなくなっています。
しかし以下のような、分割された7z形式アーカイブを取得して、結合すれば、以前と同じようにアーカイブの中身を得ることができます。
9月9日時点での最新は、0.5.1。その分割7zアーカイブは以下のようなファイル名です。
- voicevox-0.5.1-x64.nsis.7z.0
- voicevox-0.5.1-x64.nsis.7z.1
- voicevox-0.5.1-x64.nsis.7z.2
上記ファイルを展開するまでの一連の手順は、以下の通り(パス等適宜読み替えてください)
ここで説明する内容は、Ubuntuで実施した場合の例です。
たとえばWindowsのWSL(Ubuntu)や、他Linuxでも同様に実行できると思われます。
7zが未インストールであれば、別途インストールしておいてください。
apt install p7zip-full
mkdir voicevox-0.5.1
cd voicevox-0.5.1
# Download from https://github.com/Hiroshiba/voicevox/releases
cat voicevox-0.5.1-x64.nsis.7z.? > temp.7z
7z x temp.7z
rm temp.7z
あとは同様に
wine64 run.exe [オプション]
でエンジンを実行できます。
フロント側は変わらず。別途、git cloneして(適宜pullで最新に更新)
npm run electron:serve
です。
以前に書いた記事と重複する部分は端折って説明しました。
合わせて参照ください。