#環境
Windows10 86x64
MPLAB X IDE v5.15
MPLAB XC8 v2.05
PIC Kit2 v2.61
PIC Kit2 PG Writer
PIC16F690
#手順
各種ソフトのインストール。
今回のインストールでは以下の順番だった。
順番が違えば内容が変わる可能性がある。
- MPLAB XC8 v2.05
- PIC Kit2 v2.61
- MPLAB X IDE v5.15
MPLAB X IDEは、筆者の実行時はデスクトップにショートカットが作られなかったため、自前でショートカットを作った。たぶん寝ぼけていたのだろう。
#PIC Kit2 PG Writerの最新化。
PIC Kit2 v2.61を使用し、メニューのToolsより、Download PICkit2 operating systemで最新化する。
注意点として、PICkit2のドライバがインストールされている必要がある。
PIC Kit2 v2.61をインストールし、PIC Kit2を刺してすぐでは、インストールが終わっていない可能性がある。
筆者はMPLAB IDE 8.2を以前にインストールしていたため、ドライバはすでにあった。
#MPLAB X IDEとMPLAB XC8の連携の確認
MPLAB X IDEにてTools -> Options -> Embedded -> Build Toolsの内容が下記の通りになっているか。
Base Directory C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v2.05\bin
C Compiler C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v2.05\bin\xc8-cc.exe
Assembler C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v2.05\bin\xc8-cc.exe
#ソースコードを書くにあたって
XC8なので、XC8に準じた書き方となる。
また、PIC16F690はC90時代のマイコンなので、注意。
コンフィグレーションワードの記述書式はXC8ユーザーガイドに載っている。
場所 C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v2.05\docs
項目 Specifying Configration Bits
PICマイコンごとのコンフィグレーションについては別途あり。
C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v2.05\docs\chips\16f690.html
データシートは公式からダウンロード可能。
PORTAやPORTCなどの以下略。
#プログラムの書き込み
プロジェクトをビルドして、プロジェクトのdistフォルダにある
[プロジェクト名].X.production.hex
というhexファイルをPIC Kit2 v2.61でImport Hexして、Writeで書き込む。
#結論
基板が経年劣化により物理的に壊れていたため、回路での動作が確認できなかった。
PIC16F690への書き込みに関しては、問題なく動作していることが確認できた。
以上