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【Power BIとDOMOの比較】導入検討時に押さえておきたい違いまとめ

Last updated at Posted at 2025-07-11

はじめに

こんにちは!
この記事では、BIツール選定の場面で候補に挙がるPower BIとDomoについて比較しています。私が実際に Power BI を使ってみた所感と、Domo について公式情報や導入事例などをもとに調べた内容をまとめています。

どちらを導入するか悩んでいる方にとって、判断材料のひとつになれば嬉しいです!

前提:使用状況

【Power BI】
・社内レポート用途で約半年間使用。
・PL-300資格を取得済み。

【Domo】
・利用経験なし。
・公式情報・導入事例をもとに比較。


目次

  1. 製品比較
  2. Power BI のメリット(実体験ベース)
  3. Domo のメリット(調査ベース)
  4. まとめ
  5. 最後に

製品比較

項目 Power BI Domo
提供元 Microsoft Domo, Inc.
利用形態 デスクトップ + クラウド連携 完全クラウド
操作感 やや学習コストあり(DAX等) ノーコード寄りで直感的との評判
コスト感 月額 約1,000円(Pro) やや高め(要問い合わせ)
主な特徴 高機能・柔軟なデータ加工が可能 部門単位でも扱いやすい設計

Power BI のメリット(実体験ベース)

実際に私が Power BI を使ってみて感じたメリットを以下に記載します。

  • 無料でも使い始められる:Power BI Desktop は無料で利用可能。Pro ライセンス(月額約 1,000 円)を使えばオンライン共有や自動更新も可能に。

  • 細かい分析が可能:DAX や Power Query によって、複雑な条件計算やデータ変換も柔軟に対応できる。

  • Microsoft 製品との相性が良い:Teams、Excel、SharePoint など、他の Microsoft 製品との連携がスムーズでストレスが少ない。

  • 自動更新がしやすい:SharePoint Online や OneDrive 上のファイルなら、ゲートウェイなしでの自動更新が可能。


Domo のメリット(調査ベース)

Domo は実際には使っていませんが、以下のような特徴が強みとして挙げられています。

  • UIが直感的:プログラミングやDAX不要で操作できるとのこと。
  • クラウドネイティブ:完全クラウドなので、インストール不要でどこからでもアクセス可能。
  • 連携サービスが豊富:Salesforce、Slack、Google Workspaceなどとの統合が容易。
  • Magic ETLでの加工:条件分岐・変換・結合などがノーコードで可能。
  • アラート通知機能:データ条件に応じてSlack等に自動通知できる。

まとめ

観点 Power BI(実体験) Domo(調査ベース)
費用感 安価で導入しやすい 導入コストはやや高めとの声あり
操作性 やや慣れが必要(DAX等) ノーコードで扱いやすい印象
カスタマイズ性 高度な計算や集計が可能 柔軟性もありつつ分かりやすさ重視
初心者へのハードル やや高め 比較的低め

最後に

今回は Power BI を実際に使った経験と、Domo についての調査をもとに比較を行いました。

Power BI は、Microsoft 365 をすでに導入している企業であれば、ライセンス面でも導入しやすく、組織全体で活用しやすいのも魅力の一つであり、一方で、Domo はデータ連携や可視化の自由度が高く、ノーコードで幅広い業務に対応できる柔軟性がある印象を受けました。ツール選定にあたっては「自社のデータ活用のフェーズ」や「ユーザー層」を踏まえたうえで検討するのが良さそうだと感じました。
この記事が BI ツール選定の一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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