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CivicTech & GovTechAdvent Calendar 2024

Day 1

シビックテック はじめの一歩

Last updated at Posted at 2024-11-30

この記事はCivicTech & GovTech Advent Calendar 2024の1日目の投稿です。

4月に転勤になりました

早速、私事で恐縮ですが、2024年4月に転勤となり、いままで暮らしてきた岐阜を離れ、長崎にやってきました。
2013年頃から岐阜でシビックテックの活動をやってきて、岐阜を暮らしやすくしたいとの思いでいましたが、思わぬ転勤で岐阜の地を離れることになったのです。
長崎は仕事でちょくちょくは来ていましたが、知り合いは全くいない状態でした。そこで、改めて「長崎で暮らしやすく」するにはどうすればいいかと考えました。

はじめの一歩

これからシビックテックを始めたい、新しい土地にきてどうやって過ごしていけばよいかわからない(→私自身w)のためにこの記事を書いてみようと思いました。

最初に考えたのは、「はじめの一歩」って何だろう?ってことでした。

岐阜でシビックテックをはじめたキッカケは、オープンデータの取り組みに参加していて、そこで作成されたツール群のメンテナンスをしていく受け皿としてCODE for GIFUを作ろうとしたことでした。

そんなキッカケが長崎にも転がっているのだろうか???

わからないことはChatGPTに聴いてみよう

ChatGPTに聴いてみる事にしました。

image.png

シビックテックを始めるには、まず地域や社会課題に関心を持つことが大切です。
次に、自分のスキル(IT、デザイン、企画など)を確認し、活かせる分野を見つけます。
地元のシビックテックコミュニティやハッカソンに参加し、同じ志を持つ仲間とつながりましょう。
アイデアを出し合い、小規模なプロジェクトから始めて実践を重ねることが重要です。
また、オープンデータや無料ツールを活用して、社会貢献に役立つ解決策を提案・実現していきましょう。

思っていたより、いい回答がでてきましたwww

地域や社会課題に関心を持つことが大切

ChatGPT先生もいっているように、とにかく関心を持つことがとても大切です。私は社会課題とかはピンとこないのですが、「地域」にはとても興味があります。

長崎の町を歩いていると市電がバンバン走っていたり、昭和のにおいのする喫茶店に行列ができていたり、アーケード商店街で若い方や家族連れの姿を多く見かけたり、普通の居酒屋で出してくれるお刺身がとても美味しかったり、と「何故」こんなに長崎は面白いのかな?と、いうことがあって、改めて長崎でもシビックテックでもっと面白く、暮らしやすくしてみたいと思い始めました。

「シビックテックをやろう」ではなく「地域を面白くしたい」が原動力になりますよね。

自分のスキルを確認し、活かせる分野を見つける

これも大事です。いま持っている自分のスキルを再確認しましょう。テクノロジーに関することだけでなく、自分のできる事を洗い出してみるのが肝心です。

私の場合は、以下のようになりました。

  • 編み物
  • プログラミング(アプリつくる)
  • デザインを少し
  • 人とのつながりがある
  • プロジェクトマネージメント(仕事のスキル)

書き出してみるといろいろできそうでもありますが、できないことがあることも気づくことができます。活かしたい分野としては「編み物」なのですが、それと紐づく次の技術がないとかw そもそもシビックテックに関係ないとかw

自分がもっていない分野からはじめるのも、新しいスキルを身に着けるという意味ではよいですが、少し時間がかかってきます。まずは自分できる範囲から少しづつ広げていくのが良い方法です。

同じ志を持つ仲間とつながりましょう

ChatGPT先生はさらっといってくれていますが、実はこれが一番難しいです。自分が住んでいる地域もしくは周辺地域で活発に活動しているのであればよいのですが、そんな地域が身近にあるかどうかわかりません。

まずはインターネットで検索してみるのですが、Code for Nagasakiのホームページはみつかるのですが、現時点では2020年以降に記事の更新がされてないようです。ただ、独自ドメインをとっているし、ホームページも見られる状態になっているので、誰かが維持しているのはわかります。

アンテナはって情報収集の時間になります。長崎でのイベントをつかむことができれば一番いいですが、もっと範囲を広げてみましょう。九州地区でやっているシビックテックイベント、全国規模でやっているシビックテックイベントに参加してみましょう。

そこで自分が住んでいるところ以外の活動で参考になることがあるかどうかを探します。
運よく参考になる地域の活動が見つかれば、まずはそちらに参加することをお勧めします。

小規模なプロジェクトから始めて実践を重ねる

自分の住んでいる地域で3名ぐらい一緒に活動してくれそうな仲間が見つかれば、いよいよプロジェクトの開始です。ここまでくれば、シビックテックの活動をしている実感は得られるでしょう。まずは仲間内の興味ある分野ではじめて、それを専門にやっている関係者、NPO団体、他の地域団体とつながっていきましょう。小さな範囲での成功を意識して取り組むことが大事です。

社会貢献に役立つ解決策を提案・実現(?)

CODE for GIFUで10年以上活動してきましたが、社会貢献に役立つ解決策を実現できたことは1,2回ぐらいしかありません。だからといって、活動が全くムダというわけでもありません。
どうしても周囲や社会からは「成果」を見られがちですが、シビックテックにとって「成果」は重要でないのです。
では、何が重要かというと活動に関わってくれる人を増やすことにあります。

関心のある人が増えることが重要

シビックテックのはじめの一歩で一番最初に書いた関心を持つことが大事なのです。例えば、CODE for GIFUでもコロナ感染対策サイトの構築を岐阜県と一緒に連携して実施しました。これは「成果」です。ただ、現在はコロナ感染対策サイトの運用はとまっておりサービスとして継続していません。しかし、岐阜県の情報をオープンデータにしてもらって、アプリケーションを紐づけてサービスを展開できたこと。また、そういったサービスを民間と一緒になって展開できること。に、関心をもってくれる方が増えたことは事実です。

現時点でのメンバーの数を増やすのではなく、活動をつづけていくことで関わりのある人を増やしていくことが大事なのです。関心を持ってくれるだけで、それぞれの人が能動的に動いてくれることができていくからです。

そんな風に長崎でも、シビックテックの活動をつづけていけたらいいなあって考えています。

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