この記事は CIVICTECH Advent Calendar 2018の4日目です。
CODE for GIFU __「代表」__の石井です。
代表についての考えを書く前に、まず2018年のCODE for GIFUの活動を振り返ってみます。(振り返りって大事。その機会を与えてくれるアドベントはすごい。めんどくさいけど)
CODE for GIFUの1年
1月
[岐阜市市民活動団体](https://g-mediacosmos.jp/center/act_01/0101/post_1.html)に登録するために、はじめて[CODE for GIFUの会則](https://docs.google.com/document/d/10RhmVMTJPru0IaV4JCdYUqkYxNBTsxihneWKSI8WmBw/edit?usp=sharing)を作成
会則をまとめて、役員を決めた。任意団体で規則などなくてもいいと思っていたが、決めるとそれなりに自覚ができるのでとても良かった。Code for Japan 主催の[ブリゲードミートアップ 2018 in 東海](https://www.code4japan.org/story/brigade-meetup-201801/)を開催
東海のブリゲード 5団体と東海で活躍するNPO 2団体と一緒にイベントできたことはうれしい。準備大変だったけどCode for Japanの三本さんに感謝。2月
IODDのプレイベント[「地域の魅力を発信する「情景写真」の撮り方ワークショップ」](https://20180212-ioddpre.peatix.com/)を開催
写真家さんとの交渉とか岐阜市でやるとか、はじめての事が多くいろいろ準備たいへんだった。。。でも、Code for Japanのブリゲード支援を利用させてもらい集客に不安を抱えることなかったのはよい。3月
飛騨地方で初開催。IODD[情緒ある高山の「情景写真」を投稿しよう](https://iodd2018gifu.peatix.com/)
FIND47へ投稿する写真を飛騨高山で撮影。岐阜の飛騨地方でのイベントを開催。地元の参加者も来てくれて街歩きは楽しかった。やっぱりIODDは好きな事をやるのが一番。さくらクラブと合同企画。[ 第7回 「さくらのクーポンをあんなことやこんなことで使い倒せ!〜マイニングは禁止です〜」](https://saku-love.doorkeeper.jp/events/71399)
SAKURAインターネットのユーザコミュニティである「さくらクラブ岐阜」との合同企画。SAKURAのイベントでもらったクーポンの活用方法を考える会として開催。いろんなコミュニティと連携していける広がりが出てきた。6月
[CIVIC TECH FORUM 2018](http://2018.civictechforum.jp/)に4名がエントリー
東京のGoogleオフィスで開催されたCIVIC TECH FORUMに岐阜のメンバーが4名もエントリーしてくれました。普段は発表する機会の少ないメンバーの考えていることが聞ける貴重な機会でした。こういうボトムアップをやりたかった。それにしても、この[アーカイブ](http://2018.civictechforum.jp/speakers.html)は素晴らしい。代表交代。[臨時総会とたこ焼きパーティー](https://www.facebook.com/events/474349786315581/)
市民登録団体として役員交代するために総会が必要なので、たこ焼きパーティーと合わせて実施。普段はなかなか揃わないコアメンバーも10名全員が来てくれて一緒にたこ焼きつくって食べられたのはうれしかったなあ。7月
合宿で集中。すいすい会 夏合宿
昨年12月からはじめた勉強会の夏合宿。CODE for GIFUのホームページの内容やUDC企画の考案などを実施。合宿っていいよね。次回は疲れを癒す温泉合宿を企画したいです。8月
テーマ「ぎふをあそびつくす」で[UDCキックオフ](https://www.softopia.or.jp/events/20180819udc/)を開催
ゲームをつくりたい!ってことで生駒の佐藤さん、バンダイナムコの尾作さんをゲストにゲームと地域活性について講演いただきました。レクリエーションでやった「ペアペアゲーム岐阜版」がとても良くできていました。9月
MashupAward[おおがきIoT×AIハッカソン](https://mashupawards.connpass.com/event/96979/)を開催
今年からコミュニティ主体となったMashupAwardを大垣でも開催。IoTやAIをテーマとして参加者全員で作り上げたイベントとなりました。10月
ゲームの下地をつくるため、[p5.js + オープンデータ = 2Dゲーム 勉強会](https://www.softopia.or.jp/events/20181014udcstudy/)を開催
久しぶりにITっぽいことをやってみたくなり、Javascriptライブラリのp5.jsを取り上げましたが資料を作るのがとても大変だった。どっかでやらないと元が取れないw11月
ダンサーと一緒に街歩き!?[踊れる地図をつくろう! ダンスマッピングイベント 根尾樽見編 #000](https://www.facebook.com/events/1791103294322086/)
急に決まった話。たまたま岐阜に来ているダンサーがアーカイブを残したいという事でマッピングパーティーと組み合わせてみました。「やってみなければわからない」ことってワクワクしますよね。こんな出会いも面白い。12月
[Ogaki Mini Maker Faire 2018](https://www.iamas.ac.jp/ommf2018/)に手芸部が出展
メインの活動より、手芸部の活動に力点をおいている節がありますが、地元で開催のMaker Faireに出展。手芸部のロゴもできたし、おそろいのエプロンを作ったのもうれしかった。その他
- すいすい会(勉強会) 17回
- 小さなIT相談室 9回
- CODE for GIFU 手芸部 8回
- CODE for GIFU 天文部 2回(天候不良により4回ほど開催中止)
CODE for の「代表」
1年を振り返ってみると岐阜でもいろいろなイベントや出来事がありました。そんな中、4月に國枝氏が代表を退いたため、臨時代表を引き継ぎ、6月に臨時総会で代表に選出されました。
「代表」になって生活が変わったか?というとそんな事は全くありません。
半年間過ごしてきて、じゃあ「CODE for の代表って何だろう?」という疑問が出てきたので、自分の考えを整理してみました。
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あるべき論は必要ない
残念ながら「代表」はこうあるべき。ということはありません。ただでさえいろいろな方に参加してもらいたいシビックテックのコミュニティだから、「何かをしなければならない」では継続できません。かつ、あるべき論では新しい協働は進みません。その都度、自分たちに何が必要かを考える力が重要になってきます。つまり「自分たちのところは他と比べて。。。」と落ち込む事はないということです(他の取り組みを参考にすることは大事ですよ)。一番コミュニティでがんばった人が代表になればよくって、代表になったらコミュニティで一番がんばればいいんです。 -
バランスをとれる人がいい
一つだけ代表に向いている特性をあげるとすれば「バランス」感覚です。自分の信念を持っていることも重要ですが、いちばんは人と人との間に入ってバランスをとれることが大切です。何故なら「代表」という立場が活きてくるのはトラブルが発生したときだと思います。(代表になってから幸いにもいまのところ経験なし)
他のCODE forの代表を見ていても、バランス感覚が優れている人が多いように思います。ITスキルやプレゼンスキルなんかより、よほど大切だと考えています。 -
安心感を与える人になりたい
最後に、自分が「代表として目指す姿って何だろう?」と考えたときに思いついたのが「安心感」です。メンバーが企画を考える、参加者にイベントに参加してもらう、行政や関連団体との連携を図る、そんな時に「安心感」があると良いという事です。
コミュニティがふらつかないように、誰もが参加しやすいように、困った時に相談できるように、そんな「安心感」をあたえられる代表が私の理想です。
昨年は他地域連携を意識して活動してきて、今年は岐阜の中の強化を意識して活動してきました。奇しくもその中で代表になり、生活は変わらなかったけど、大きなプレッシャーだけは感じていました。まだまだ理想には遠いので、来年も足場を固めていきたいと思います。応援よろしくお願いしますねー。
追伸 自由気ままでいて安心感を与える猫になりたい。