この記事はcivic tech advent calendarの12/2担当の記事になります。
2016年のCODE for GIFUの活動を振り返りです。
アーバンデータチャレンジに初参加
今年の5月にCODE for GIFUの代表:國枝氏から以下の案内がFacebookグループに流れました。
アーバンデータチャレンジ2016の地方予選会場として、正式に採択された模様です
キッカケは2016年のインターナショナル・オープンデータ・デイに参加されていた県議会議員の方がオープンデータについて興味を持たれ岐阜県に働きかけていただき、岐阜県→公益財団法人ソフトピアジャパン→CODE for GIFUとめぐりめぐってやってきたのです(さすが國枝氏)。
初めは「7月になんか1回やって、11月ぐらいにハッカソンやって、、」といつものごとくのんびり構えていたのですが、何故かしら岐阜県・公益財団法人ソフトピアジャパンと打ち合わせる中で「(12月応募まで)期間が空くから、月1で勉強会とかやりましょー」という流れになってしまいました。まあ来るもの拒まず、去る者追わずのCODE for GIFUとしては「わかりました」の一言です。
で、なんとなく日程だけ埋めるとこんな感じになりました。
- 7/27 キックオフ
- 8/26 勉強会1
- 9/15 勉強会2
- 11/3 交流会
- 12/10 ハッカソン
日程が決まるとなんとか、なりそうな気がして来るのが不思議です(笑)。
そもそも自分自身がG空間情報だとかデータビジュアライゼーションだとか知らなかったので、いい機会だから勉強会の講師も務めることにしました。内容は「なんでもいいよ」とのことだったので、無謀にもCARTOとRESASを企画して(資料の準備とか大変だった、、)メンバーに助けてもらいながら実施できました。
11月の交流会はいつもは主催者としてがんばっている方々を岐阜へお招きしてお互いの活動を知って役立ててほしいという思いで企画しました。みんなのチャレンジを応援するってことで、CODE forに限らず、いろいろな方からライトニング・トークを募集したところ17チーム/個人も集まり大盛況となりました。
あとは本番のハッカソンと作品の応募がまっていますので、そちらに向けて着々と準備をすすめています。少しでもみんなの役に立てるものがこのコンテストをきっかけに始まったらいいなあと考えています。
アーバンデータチャレンジ2016 in 岐阜のイベントページ
MashupAwardが岐阜にやってきた
大垣でロボットコミュニティ「ROBOTALK」に参加されているコアメンバーの市川大祐さんが是非やりたいと企画したのが9/3-4に開催した大垣ロボットハッカソンです。Pepper、Sota、NAO、 Bocco、PLEN、BB8と、、コミュニケーションロボットがこれだけの種類が揃ってるハッカソンは珍しかったのではないでしょうか?
MashupAwardにもCIVICTECH部門があるのですが、そんなこと忘れるぐらいロボットがかわいくて「こいつに何やらせたらオモシロいだろう?」って純粋に楽しめたイベントでした。私の参加したチームは全員で夜中3時までNAOにダンスを覚えこませるのに必死でしたw。楽しむってホント大事ですよね。
Code for Shirakawaが立ち上がる
7月のアーバンデータチャレンジのキックオフの懇親会で白川町の地域おこし協力隊の天川伊織さんから「白川町でもやりたいんです!」と熱意のコールを受けて「どうぞどうぞ」といったらその次の日に早速立ち上げされました。この行動力見習いたいです。
白川町は世界遺産のある合掌造りの白川村ではなく、お茶とパイプオルガンある町ですが、地元の私も通り過ぎる事はあってもいままで訪ねた事はありませんでした。
11/23(祝)にマッピング・パーティーを開催したのですが、これもすごく興味深かった。都市部のマッピングパーティには参加したことあるのですが、白川町は町役場周辺でもGoogleMapに建物が一件も書かれておらず、車の通れる道すら書かれていない状況でした。そんな地域こそ日常で使える地図が必要だし、地域の方が参加してもらって地図をつくることが大切だと学びました。
さいごに
ことし一年を振り返ると月一でイベントやってて、個人的にも「小さなIT相談室」(月2回程度)でいろいろな方とお話する機会を意識的に増やしてきました。それはイベントを通じて「じぶんごと」に感じてもらう大切さに気づいたからです。
SNSは便利ですが「他人事」であって「じぶんごと」にはならないんですよね。サービスをつくるにしても、イベントの集客するにしても直接人に会って、その人の考えを知って、その人が共感できるモノを知って、それから自分の考えを伝える。
この”人伝て”という地道な活動がCIVICTECHには合っていて、どんな素晴らしいアプリや技術をつかっても、その想いを伝えるのは”人”なんですよね。さらに継続させるためには「じぶんごと」として共感してもらうしかない。Code for Kanazawaの活動はすでにそれを実践されているので、とても参考になります。
岐阜でも少しずつですが、そんな息吹を感じることのできた一年だったので、このタネを大切にして来年に向けてがんばりたいと思います。