Nirtous.io
Nitrous.ioという、Webブラウザ上で使えるIDE(統合開発環境)のサービスがあります。
無料で使用でき、しかも公開鍵を登録すればSSHで接続することもできます。
VPSのサービスとは違ってroot権限はないのですが、git
やheroku
コマンドが最初から使えるようになっていて、とてもありがたいサービスです。
rubyのバージョンを変更できる
初期状態ではruby-1.9.3が入っています。特に気にせず使っていたのですが、railsとかrakeコマンド実行すると、「gemのバージョンが古い」という警告を出していました。
root権限がないからgemのアップグレードなんてできないよなあ…、と諦めていたのですがrubyのバージョンを変更できることがわかったのでメモしておきます。
手順
利用できるrubyのバージョンを確認する
コマンド
parts search ruby
バージョンを指定してrubyをインストールする
コマンド
parts install ruby2.2
インストールしたrubyのバージョンがデフォルトで使用されるようにする
コマンド
echo ruby-2.2.0 > .ruby-version
注意点
ログインシェルを変更して、標準のbash以外を使っていると、chruby
が見つかりませんというエラーになります。私はzshを使っていたのでchrubyが見つからずハマっていました。
以下の二行を~/.zshrc
などに書いてあげると、chruby
が使えるようになります。
~/.zshrc
export PATH="$HOME/.parts/autoparts/bin:$PATH"
eval "$(parts env)"