はじめに
2019年9月に、KibunlogというiOSのアプリで入力した気分を自分なりの観点で集計しよう、ということで、気分入力後、Twitterにハッシュタグ付きで投稿された気分を、Power Automateで拾い、OD4B上のExcelに記録、Power BIでパソコンでもスマホでも見えるようにしました。
その時、自分が作ったスマホ用Vizがイマイチだなぁ、、と感じ、その後もこれ以外にスマホで見えるものを作っているのですが、やっぱりレイアウトや使う側の視点からみて等イマイチ...。ということが続きましたので、サンプルアプリ等をあらためて眺め、モバイルで少しでもクールにPower BIで見るには...と見てみた、やってみたことについて書きたいと思います。
モバイルのシンプルでカッコいいサンプルを見ると...
まずは、サンプルの説明ページなどを見て調べてみました。
すると...
いくつかのサンプルは、「カード」が複数枚並べられていて、典型的な棒グラフが並んでいる... だけだけど、シンプルでクールでかっこいい(私が前に作ったものはイマイチ)
Power BIサービスで見てみると、ダッシュボードでPhoneビューで幅一杯につくられている。
それを並べているだけといえば、だけ!か。
この画面はダッシュボードで一番上のカードを広めに縦に引っ張ってみたのですが、リアルタイムにスマホでも反映が見られるんですね。面白い〜。
これまで作ったものは、やけに幅を縮小させたり、縦に長くするのをけちったりしていたので、スマホで見たらかっこ悪いし、操作性が悪かったのでした。
モバイルアプリの入り口はダッシュボードで
ダッシュボードの他に、レポートも見られるのですが、スマホに適した入り口はやっぱりダッシュボードですね。スワイプの操作性てにぴったり。レポートですといきなり横表示になったりして、なんだ?と思っていました。
やってみよう! Formsアンケートの可視化
では、気がついたことを教訓に、本日から開始した先週土曜日に行ったISACA調査研究委員会の合同研究会のアンケートをFormsで作成、それをPower AutomateでOD4B上のExcelに流し、それをPower BIサービスで読み込んで...と。
「Formsのアンケートを可視化してスマホで見る必要ありますか?」という声が聞こえてきそうですが、標準のアンケート集計画面
- 表示形式が決まっている
- テキストの項目は直近が少ししか読めない
- スマホでは特に詳細が見られない
- 自分のみたい集計結果になっていない
といった感じなので、自分の好きな回答結果はPower BIで作るべし、というセルフBIの価値はあると思っています。
FormsからPower BIのデータソースとなる部分は、Power Automateで適当に...
Phoneビューで幅一杯に調整して...
それで... できました~
コメントもちゃんと見られました~(横にすれば大きくてたくさん読める :-) )
運営企画サイドとしては、モチベーションあがる~
Power Automateをスマホアプリでみたらこんな感じ。あらためてですが、スマホで見られる、なんて、すごい...
実行履歴もちゃんと詳細に確認できます。
Siriからも呼べるレコメンドもあったりww
便利だな~
まとめ
今回は、Power BI Desktop Proを使わずに、Power BIサービスのみで作りました。Yugoさんに、OD4B上のExcelで5分程度で、Vizが更新される、というのを教えてもらった方法でやりました。ブラウザのみでちゃっちゃと作って、スマホでも見られるって素敵ですな~
朝仕事前にアンケートを作り、夜仕事毎に独自のVizでスマホで回答集を見られる、なんて素敵な時代なんでしょう!
また一般論でも、(私のような)初級者にとって、サンプルのVizやアプリってとても大事だなぁと思っています。そのサンプルを(まだまだ浅いですがww)深堀りして見てみることって大事だよね、と考え書きました~。今後も、Microsoft Teamsがどんどん使いやすくなっていく中、スマホでPower BIで気軽に見ることが、増えていくんじゃないですかね。
お読みいただきありがとうございます。