7
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Microsoft TeamsとUDトーク、OBSを使った字幕付きTeams会議

Last updated at Posted at 2020-05-31

はじめに

 UDトークを使った音声認識を、Microsoft TeamsのTeams会議等で配信する仕組みのついて書きます。概要図は以下のとおりです。
image.png

全体像

 macOS上で、OBS、QuickTime Player、Teamsを起動します。CPUパワーをかなり要するので不要なものは落としましょう。
スクリーンショット 2020-05-31 時刻 13.45.29.png

OBS上の準備

(1)QuickTime Player、(2)内蔵カメラの2つのソースを指定します。

(1)QuickTime Playerの画面配置

ソースは、ウィンドウキャプチャ です。
スクリーンショット 2020-05-31 13.46.33.png

わかりやすい名前をつけて
スクリーンショット 2020-05-31 13.47.56.png

対象を指定します
スクリーンショット 2020-05-31 13.48.29.png

(2)自画像(内蔵カメラ)の画面配置

ソースは、映像キャプチャデバイス です。
スクリーンショット 2020-05-31 13.52.24.png

対象を指定します(MacBook Proの場合、「FaceTime HDカメラ(内蔵)」)

画面サイズ、配置等整えます。
スクリーンショット 2020-05-31 13.56.17.png

画面上、不要なコントロール(シーン等)を非表示にシンプルなウィンドウにします。元に戻す場合は「UIをリセット」です。
スクリーンショット 2020-05-31 17.28.06.png

Teams会議の準備

Teamsで、今すぐまたは予約後会議を実施します。
image.png

Teams会議を開始したら、共有 からOBSの画面選択を行います。
image.png

image.png

UDトーク画面の背景を黒くして表示

下の赤い「タップして話す」をタップして音声認識をスタート、
IMG_7371.PNG

右上のメニューから「フルスクリーンを表示する」を選択します。
image.png

Teams会議配信中のイメージ画像

こんな感じです。
スクリーンショット 2020-05-31 時刻 14.03.14.png

UDトークに関する補足

画面をクリア

メニューから「会話ログをクリアする」
image.png

字幕を自動で大阪弁にする場合

こちらのマークから設定します。
image.png

利用イメージはこちら

UDトークの翻訳機能を使う

UDトークには、ポケトーク(POCKETALK (ポケトーク) - 翻訳機を超えた、夢のAI通訳機|POCKETALK(ポケトーク))に負けない翻訳機能もあります。その機能をオンにして、日英同時表示も可能です。

IMG_7372.PNG

設定はこちらから

image.png

いろんな言語に対応しています。メニューの「翻訳/音声認識/読み上げの言語設定」から。

IMG_7374.PNG

Teams会議の録画

 Teams会議をレコーディングはこちらから。
スクリーンショット 2020-05-31 14.01.37.png

録画するとStream(Microsoft Stream – ビデオ ストリーミング サービス)に保管されます。動画をダウンロードして、必要に応じてYouTube等に再利用できます。配信に際しては、会議参加者の了解をもらうことをお忘れなく。

image.png

Twitter配信例

YouTube配信例
Microsoft TeamsとUDトーク、OBSを使った字幕付きTeams会議 - YouTube

おわりに

 UDトークは音声認識精度が高く、使い勝手もよいのでとにかく連携したいという思いのもとやってみました。Zoomでも同様のことができますが、UDトークにはZoomとAPIでつながる仕組みがあるので、そちらがおすすめです。詳しくはこちら(【重要】ZOOMとの連携の正しい設定方法 | UDトーク)を参照してください。

7
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?