##はじめに
今年を振り返り、いろいろ作ったPower BIレポートの中で私の中で印象的な「DX Criteria v2021版・非公式ボード」を紹介します。
DX Criteriaとは
DX Criteriaとは、一般社団法人 日本CTO協会が公開しているもので、今年の4月に改訂しました。私はDX Criteriaが素晴らしいと思っており、これまでの取り組みをインタビュー記事にもしていただきました。
自分の状態を知るのは何事も改善の第一歩。ノーコードツールを使い倒してアセスメントも簡単に | DX解体新書 auカブコム編 - 一般社団法人 日本CTO協会
日本CTO協会のオフィシャルのサイトは、元データがNotionで作られており、コンテンツをリリースサイトに自動発行される形で公開されています。
DX Criteriaって内容が素晴らしい!とかなり強く思っていまいますが、いかんせん項目が320個と多い... 初めてみる方は、うっとくると思います。
そこでも少しでも何のことが書かれているのかわかるといいなと重いって作成しました。
Power BI レポート
このレポートは、本家のDX Criteriからみると、非公式なもの です。
https://ishiayaya.net/dxc2021 がアドレスになります。
ページ切り替え
レポートの下部にあります。一般公開したPower BIレポートの共通のインターフェイスです。4ページあります。
1ページ目
上の5つのテーマを選択すると、その項目だけがクロスフィルターでフォーカスされます。
右下のメモで、どこのデータの引用なのか明記しています。
2ページ目
1テーマの中に8つのカテゴリがあり、その1つのカテゴリに4つのクライテリアがあります。クライテリアは4つの観点
- メトリクスの計測 1つ
- 学習と改善 1つ
- プラクティス 3つ
- アンチパターン (3つ。できている = 〇、の判定だと、それでいいの?という振り返り項目)
に分かれています。URLで、本家サイトの私のコピーサイトに飛びます。そこには、FAQや用語解説もあります。
3ページ目
4月の改訂時に、導入ガイドとして、簡易アセスメントができる項目をチョイスしました。
大分類のシーン別に、10選+αのクライテリアをチョイスしています。「まずはここから」というものですね。
4ページ目
DX Criteria は、広木大地 @hirokidaichi さんにより、5つのポリシーで整理されています。その内容と、キーフレーズをPower BIで品詞分解して、Word Crowdで載せました。
品詞分解は、Power QUeryエディターのリボン[AI分析情報]/[Text Analytics]から行いました。Premium Per Userライセンス等が必要です。
##おわりに
DX Criteria、良さそうだけど、まだ項目が多くて大変だな、と思われた貴方、10分で簡易診断するミニミニツールを、広木さんが2021年10月に作ってリリースしてくださいました。 こちらから 日本CTO協会、デジタルの日に自社のDX偏差値を10分で分析できる「DX クライテリア簡易診断」リリース -デジタル化率と成長率を徹底分析「DX動向調査レポート」も一般公開- 一般社団法人 日本CTO協会 是非お試しを。 AIにより、10分の回答で ほぼ320項目の診断を行った結果がわかりますよ~
また、広木さんがどのような背景で、DX Criteriaを作られたかについては、こちらのQiitaもご参照ください。