はじめに
コロナが少しずつ明けてきた2023年、省庁や自治体のホームページ等でPower BIレポートを閲覧することが多くなったと感じています。
私が確認したところからいくつか紹介します。
デジタル庁
複数の取り組みに関するボードがあります。
「政策データダッシュボード一覧」 デジタル庁( https://www.digital.go.jp/resources/govdashboard )
代表的なKPIをはっきりと大きく出して、詳細版として仔細もみせていく、埋め込みと全画面の両方のリンクがある、など見せ方いいですね。
東京都
令和5年度予算より、TOKYO予算見える化ボード
毎年、わかりやすさが向上しているように思います。 今年のものの「R5予算案の主な事業」/「予算の8つの柱」の見せ方、好きです。具体的に何をやっていくのか、絞りながら施策を見せていくの、いいですね。アプリ感あります。
世田谷区
予算の見える化ボード
予算の見える化ボード | 世田谷区ホームページ
納税したお金がどのように使われているのか、はっきり説明していだけると心もすっきりしますね。
世田谷区財務諸表の見える化ボード
新公会計制度に基づく財務情報の公表について | 世田谷区ホームページ
BS、PL、CF等がはっきり示されています。Excel、Word中心に見せる民間企業がほとんどの中、アクセスしやすい形で見せていくのは進んでいますね。
[参考] 世田谷区さんの取り組み関する
Udemyでの学びを起点に新たな区民サービスを提供。DX推進で重要な現場の理解を得るコツとは?|東京都世田谷区のUdemy活用事例【前編】|行政DX通信
専用アプリからPower BIレポートに移行した例のお話もありなるほどと感じました。
[参考] Web公開とWeb公開の抑止
Microsoftの公式ドキュメントと以前(2020年12月)の私のQiitaです。
おわりに
今年(2023年)は一般的にPower BIレポートを目にすることが多くなってきたと感じます。2024年は省庁・自治体等に限らず、さらに多くなるといいなと感じています。 noteのキーワードで「Power BI」を検索してみても、結構なヒットがありますね。前はここまでじゃなかったなぁと思います。