契機
PX-Q3U4をLinuxに接続する際、內蔵カードリーダーが使用できず、外部カードリーダーを使用する必要があります。これは非常に不便で見た目も良くないため、今回の改造計画に至りました。
材料
ポップアップSIMトレイ「MUP-C720 8+2 SIM」
PX-Q3U4 分解
自分のマシンの分解を記録していないので、これのビデオ参考してください
https://www.youtube.com/watch?v=0CMUNk4IvO8
実施手順
1. ICカードリーダーの分解と改造
ICカードリーダーを分解し、内部の回路基板を取り出す。次に、読卡器の接点を外す。基板を裏返し、グランド部分をナイフで削って焊点(はんだてん)を露出させる。準備したポップアップ式カードスロットを焊接する。携帯電話修理用銅線を使用して、カードスロットの接点を読卡器の定義点に焊接する。さらに、読卡器のUSB定義点に転接線を焊接する。
2. Type-Cインターフェースの取り付けとテスト
準備したType-CインターフェースをUSBハブの入力端に焊接する。USBハブのもう一方の端に一組のUSB入力端子を焊接し、外部読卡器を接続する。パソコンに接続して読卡器が正常に動作するかテストする。
3. 機器のICカードスロットおよびMini USBポートの交換
まず、機器のICカードスロットを取り外す。次に、機器のMini USBポートを取り外し、USB定義点を携帯電話修理用銅線で引き出す。その後、準備したType-Cポートを焊接する。
4. USBハブとの接続と固定
機器のUSB定義点を飛線でUSBハブのもう一組のUSB入力端子に接続する。USBハブの小型基板をホットメルトグルーで固定する。
5. ICカードスロットの再取り付けと読卡器の固定
機器のICカードスロットを元の位置に再取り付けする。機器のトップカバーにカード挿入用の穴を開け、読卡器の小型基板を接着剤で固定する。
6. 静音ファンの交換
機器に搭載されている標準ファンを取り外し、準備した静音ファンに交換する。
7. 組み立てと完成
まとめ
1. 保証の喪失
機器を改造すると、メーカーの保証が無効になります。
2. Mini USBの取り外しに関する注意
Mini USBポートの取り外しは非常に困難です。高出力のはんだごてを使用してください。
3. USB定義配線の確認
USB定義点の配線が正しいことを確認してください。誤った配線は機器の損傷を引き起こす可能性があります。
4. 作業の安全性
実践能力が低い方は慎重に作業してください。はんだごては高温で、火傷の危険があります。
5. 改造後の利点
一体化機器の改造により、Linuxでの外付け読卡器が不要になります。改造後も内蔵読卡器の機能は影響を受けません。
その他
1. 12Vから15Vへの昇圧モジュール
機器を集中電源に接続するために、12Vから15Vへの昇圧モジュールを使用します。
2. カスタム同軸信号線
長さと柔軟性が適度なカスタム同軸信号線を用意します。Amazonで購入可能な信号線よりも品質が優れています。
質問
PLEX TVで有料チャンネルを再生する際、Windows環境では全く問題なく動作しますが、Linux環境(ブログ:https://blog.tsukumijima.net/article/ubuntu-edcb-konomitv-dtv-server/ )では、読み込み速度が再生速度に追いつかず、画面が非常にカクつきます。さまざまな方法を試しましたが解決できず、もし解決の糸口をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただけると大変ありがたいです!