いままでは VMware で簡単に構築していた仮想化環境もいよいよ KVM でも構築できるようにならないといけなくなったので備忘録を作成
OSと導入するパッケージ
OS : Alma Linux 9.4
導入パッケージ : cockpit , qemu-kvm , libvirt
OS設計
ネットワーク設定
Hostname : KVM1
NIC1 : 192.168.0.81
NIC2 : 192.168.3.81
ディスク構成
/root 90 GB
/data 700 GB (仮想マシン保存領域)
作成する仮想ネットワーク構成図
イメージの保存場所はデフォルト
/var/lib/libvirt/images
インストール手順
必要パッケージのインストール
cockpit、qemu、virtlib をインストールします
dnf -y install cockpit-machines qemu-kvm qemu-img libvirt virt-install
libvirtd、cockpit の自動起動とサービススタート
systemctl enable libvirtd.service
systemctl start libvirtd.service
systemctl enable cockpit.socket
systemctl start cockpit.service
Web ブラウザでcockpitにアクセス
ブリッジネットワークの作成
ネットワーキング → ブリッジの追加 から bridge0 にens35を追加
VM作成とインストール
仮想マシンの名前とISOファイルの場所を指定すると自動的にAlma Linux 9 がオペレーションシステムに選ばれます。
ストレージはqcow2ボリュームの新規作成を選ぶとデフォルトのストレージプールに配置されます。
/var/lib/libvirt/images
必要な項目が埋まったら作成して実行をするをクリック
仮想マシンの一覧からVMを選択してインストール開始
仮想マシンの一覧画面から先ほど作成したVM1を選択するとコンソール画面からOSがインストール可能
以上、完了!!
とりあえずコマンドライン少なめにして学習難易度を低くしてKVMを学習。
いずれはすべてコマンドラインでやれるようになりたいなぁ。