はじめに
株式会社ジール所属の@is_zealです。
今回はMicroStrategyでのプロジェクト複製方法についてご紹介していきます。
使用するツール
プロジェクトを複製する際は「プロジェクト複製ウィザード」というものを使用して複製を行います。
プロジェクト複製ウィザードを起動することができるツールは以下の2つです。
- Developer
- Object Manager
Developerからプロジェクト複製ウィザードを起動する方法
Developerのフォルダリストから複製したいプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを複製」をクリックすることで、プロジェクト複製ウィザードが自動的に起動します。
Object Managerからプロジェクト複製ウィザードを起動する方法
プロジェクトタブから「プロジェクト複製」をクリックすることで、プロジェクト複製ウィザードが起動します。
プロジェクト複製ウィザードの使用方法
①プロジェクト複製ウィザードを起動すると、プロジェクト複製のステップが記載された画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。
②「使用可能なプロジェクトソース」からコピー元にしたいプロジェクトソースを選択し、選択したプロジェクトソースへの認証方法とログイン情報を入力して「次へ」をクリックします。
※下の画像は、認証方法を「次のログインIDとパスワードを使用」を選択した場合の画面です。
③複製したいプロジェクトを「使用可能なプロジェクト」リストから選択し、「次へ」をクリックします。
④複製するプロジェクトの宛先となるプロジェクトソースを「使用可能なプロジェクトソース」から選択し、選択したプロジェクトソースへの認証方法とログイン情報を入力して「次へ」をクリックします。
※下の画像は、認証方法を「次のログインIDとパスワードを使用」を選択した場合の画面です。
⑤「宛先プロジェクト名」の欄に、任意の複製後のプロジェクトの名前を入力し、「宛先プロジェクト」欄にプロジェクトの説明を入力します。
また、複製したプロジェクトに変更履歴やクイック検索を有効化するかどうか、同じIDをソースプロジェクトとして使用するかどうかを選択して「次へ」をクリックします。
⑦複製したいオブジェクトを選択して、「次へ」をクリックします。
⑧複製のオプションを指定します。
〈ソースプロジェクトからのセキュリティロールが宛先プロジェクトに見つかった場合〉
・ソースおよび宛先からのプロパティを使用
⇒ソースのプロパティを宛先に追加する。(宛先にソースのプロパティ設定を追加)
・宛先からのプロパティを使用
⇒宛先のプロパティを使用する。(ソースのプロパティではなく、宛先のプロパティが適用される)
・ソースからのプロパティを使用
⇒ソースで設定していたプロパティの設定を適用する。
〈ソースからユーザまたはグループが宛先に見つかった場合〉
・ソースのユーザが宛先のユーザと同一ログインを持つがIDが異なる場合、単一ユーザとして認識
⇒同じログイン情報を持つが異なるIDをもつユーザがソースと宛先にいた場合、そのユーザを同じユーザとして認識する。
⑨イベントログを同時に表示するかどうかを選択し、「次へ」をクリックします。
⑩出力したいログの種類と、ログの出力先を指定して「次へ」をクリックします。
⑬複製が完了すると、複製先に指定したプロジェクトソースの中にプロジェクトが複製されています。
おわりに
今回はMicroStrategyでのプロジェクト複製方法についてご紹介しました。
プロジェクト複製ウィザードの説明に従っての作業になるため、比較的簡単で時間をかけることなく、プロジェクトを複製することができます。
プロジェクトのバックアップを取得したい場合などはぜひお試しください。
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