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GraphQLAdvent Calendar 2018

Day 21

[AWS×GraphQL] GraphQLでAWSLambdaをinvokeする feat.AWSAppSync

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※この記事は GraphQL Advent Calendar 2018 21日目の記事です。
※この記事はAWS要素多めでお送り致しますので、ご了承ください。

はじめに

いきなりですが皆さんはAWSLambdaをどのようにinvokeしていますか?
AWSのサービスからinvokeするなら

  • APIGateway
  • KinesisDataStreams
  • SNS
  • IoTCore
  • DynamoDBStreams

あたりでしょうか?
個人的にAPIGatewayからLambdaをinvokeするパターンが一般的なのかな?と思っています。
APIGatewayを立てればRESTFullにLambdaをinvokeすることができます。
それかAWSSDKから直接Lambdaをinvokeするっていうパターンもあると思います。

今回の主役

今回の主役は AWSAppSync です!
簡単に説明すると、AWSAppSyncとはGraphQLを利用して、他のAWSサービスと連携をすることができるサービスです。
今回の記事のようにLambdaをinvokeしたり、DynamoDBのデータを直接操作したりすることができます。
AWS利用している方で「GraphQL始めたいなー」って方にはおすすめです。

スクリーンショット 2018-12-06 11.21.53.png

Lambdaの準備

今回の記事の内容から逸れてしまうので、この手順については省略します。
Lambdaのソースは何でもいいです。
AppSyncの設定をする前にデプロイしておいてください。
この記事で出てくるLambdaは、ランタイム Node.js 8.10です。
コードは以下の通り。 event の中身を出力して、 event.input を返すだけです。

exports.handler = async (event) => {
  console.log(JSON.stringify(event));
  return event.input;
};

AppSyncの設定

DataSourcesの追加

LambdaをAppSyncのDataSourcesとして追加する必要があります。
DataSourcesにはLambdaはもちろん、DynamoDBのテーブルなどを設定することができます。
DataSourcesは要するに、GraphQLのSchemaの定義をする際に、その処理の対象となるリソースのことを指します。
この処理はこのLambdaをinvokeする、この処理はこのDynamoDBのテーブルを操作するといった形です。

では追加していきましょう。
DateSourcesコンソール画面左上の「Create data source」から
AWS AppSync Console 2018-12-06 13-08-29.png

必要項目を入力・選択して「Create」で追加完了です
AWS AppSync Console 2018-12-06 13-11-45.png

Schemaの定義を書く

Schemaコンソール画面から下記を追加する


input InvokeLambdaFunctionInput {
  id: String!
  value: String!
}

type Mutation {
  // Mutationの一番下の行に追加
  invokeLambdaFunction(input: InvokeLambdaFunctionInput!): AWSJSON
}

Resolversの設定

先程追加したSchemaのDataSourceを選択します。ここでようやくLambdaと紐付ける形になります。
右ペインの「Resolvers」欄から「invokeLambdaFunction」の「Attach」を選択
AWS AppSync Console 2018-12-06 13-37-24.png

「Data source name」で先程追加したDataSourceを選択。あとはデフォルトのまま「Save Resolver」を選択
AWS AppSync Console 2018-12-06 13-39-23.png

これで準備が整いました

実際に試してみましょう

Queriesのコンソール画面から試すことができます。
左ペインに下記のように入力します。

mutation invoke {
  invokeLambdaFunction (input: {
    id: "test invoke"
    value: "test desuyo !!!"
  })
}

オレンジの実行ボタンをクリックするとこのように返ってきます。

{
  "data": {
    "invokeLambdaFunction": "{\"id\":\"test invoke\",\"value\":\"test desuyo !!!\"}"
  }
}

"{\"id\":\"test invoke\",\"value\":\"test desuyo !!!\"}" という型がAWSJSONという型になります。
実際に使う時はJSONに変換する必要があったりするのでご注意を。

さいごに

はい。これでGraphQLからLambdaをinvokeすることができました!やったね!!!
個人的にはAPIGatewayを立てる手間よりもAppSyncでやったほうが楽でした。AuthなどについてもAppSyncがAPIKey認証や、Cognito認証をするように設定することもできるので心配はないです。
WebアプリからAppSyncを使うには AWS Amplify がおすすめです。これを利用すると割と簡単にAppSyncで定義したGraphQLを利用することができます。
これでさらにLambdaが便利なものになりましたね!ではまた!!

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