はじめに
周りにSAPro保有者が増えてきたので、
ちょっと違うものでも取ろうかなという受験動機で申し込み、無事合格できました。
本試験に関してあまり記事もないので、いくつかの情報をシェアしようと思います。
なお、試験時間は170分で65問に回答、
2018年12月時点で模擬試験の提供は無し(これが本当に辛い!!)、という試験条件でした。
最終的に点数の内訳はこういった感じでした。
62%でも合格になるのですね。(だいぶギリギリ・・・)
総合成績: 62%
分野別の成績 :
1.0 Collection: 50%
2.0 Storage: 77%
3.0 Processing: 37%
4.0 Analysis: 62%
5.0 Visualization: 85%
6.0 Data Security: 60%
現状
AWS歴4年ちょい。
保有資格は下記+ベンダ系をちょこちょこ
- ソリューションアーキテクト プロフェッショナル
- DevOpsエンジニア プロフェッショナル
普段の仕事は、中〜大規模Webのアーキテクト & インフラエンジニア
Bigdata系でいうと、Redshiftはそれなりに触ったことあり、
Athenaはログ解析でよく使う、QuickSightとESSは触ったことなし、
DynamoDBはそれなりに、Kinesis/EMRはほぼノータッチという感じです。
やったこと
-
試験ガイド の斜め読み
→抽象的すぎてほぼよくわからず - サンプル問題の消化
→なんだかんだで50%くらいの正答率、焦りを感じる - 試験ガイド内のリンクを回遊
→ このページ でやっと関連ソリューションのキーワードを発見 - BlackBeltを読む
→年末の色々を言い訳にKinesis分しか読めず・・・ - 当日を迎える
最終的に学習に費やせたのは3~4時間だと思います。
勉強しようと息巻いてCloudGuruも契約したのですが、
最初のTutorial以降進める時間を確保できず・・・
$30を無駄にしました。(先ほど解約しました)
所感
NDAがあるので詳細には触れられませんが、
概ね試験ガイドに関連するキーワードが満遍なく出題されていたように思います。
結果の内訳を見るとDataProcessingの正答率が低かったです。
BigDataにおいては、**「データ投入→一時蓄積→加工→最終蓄積→分析」**が基本となります。
自分は、「一時蓄積→加工」部分について、
"何をトリガに" ・ "誰が処理する" あたりのデザインパターンの理解が
圧倒的に足りていなかったように思いました。
試験ガイドだけ見ると、「抽象的すぎてよくわからん!」となると思いますが、
関連リンクまでしっかり読みこんで備えれば、きっと合格につながると思います。
特に、各ソリューションを使った場合のデザインパターンは、
なるべく多く頭に入れておいたほうがよさそうです。
また、ソリューションアーキテクト プロフェッショナルをお持ちの場合は、
オーバーラップする箇所がそれなりにあるので、学習コストは低いように思います。
受験される方の何らかの力になれば幸いです。