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Unityことはじめ

Last updated at Posted at 2015-06-13

About

このページは身内向けのUnityワークショップ用に作られたドキュメントです。
まったくUnityを触ったことない人向けの資料になります。

Unityでつくるゲームの構成

  • ひとつのゲームはProjectとという単位で構成されます。
  • そしてそのProjectの中に、Sceneというものがあります。これはゲームの1ステージに対応するものと思ってください。
  • そしてそのSceneの中に、GameObjectというものがあります。これはステージの中のキャラクターやカメラ、アイテム、地形等に相当します。

Unityのインターフェース

Unityを開くと「Scene」とか「Hierarchy」だとか色んなウィンドウがあります。これらはビューと呼ばれます。
このページで簡単に説明しています。
以下引用。

Sceneビュー

シーンビューには製作中のゲーム世界(シーン)が表示され、自由な位置・角度から眺めることができます。

Gameビュー

ゲームビューはゲーム画面です。 ゲームプレイヤーは基本的にこの画面を見ながらゲームをプレイします。 またUI等の操作はこの画面で行います。

Inspectorビュー

シーンの中で選択肢中のオブジェクトが持つ属性を表示・編集するためのビューです。 属性には座標やメッシュといった見た目上のものから、衝突判定や物理制御に冠するパラメーターなどもあり、その他ユーザー定義のものもここに表示されます。

Hierarchyビュー

シーン内に存在するオブジェクトの一覧が表示されます。 編集中のシーン内でオブジェクトをコピー/ペーストしたり、適切な名前をつけて整理することもできます。

Projectブラウザ

製作中のプロジェクト(ゲーム全体)に含まれるシーン、スクリプト、グラフィックやサウンドなどのデータ、その他のリソースがファイル単位で表示されます。ここに出来合いのスクリプトセット、アートアセット、シェーダーなどを「パッケージ」単位でインポートすることもできます。

その他

  • ゲームの再生
    • 上の▶ボタンを押すと、ゲームが始まります。デバッグで使います。
  • 左上の5つのボタン
    • Sceneビューでのマウスでできることを切り替えます。

シーンにオブジェクトを追加する

ヒエラルキービューで右クリックすると、様々なオブジェクトを追加することができます。
試しに「3D Object」→「Plane」を選んでみましょう。画面に地面が追加されます。
他にも、最初から色んなオブジェクトがUnityでは準備されています。

コンポーネント

オブジェクトにはコンポーネントと呼ばれるものがアタッチされています。
これはオブジェクトの機能にあたるもので、ゲームオブジェクトの動作の基礎です。

Cubeオブジェクトを配置して、コンポーネントを少し見てみましょう。
Hierarchy右クリック→「3D Object」→「cube」を選んでください。

Inspectorビューに「Tranfrom」やら「BoxCollider」やらが表示されていると思います。これがコンポーネントです。

Transform

オブジェクトの位置、回転、スケールの情報を管理するコンポーネントです。

Collider

あたり判定を計算するためのコンポーネントです。
これがないと他のオブジェクトと衝突しません。

Mesh

3Dのオブジェクトを形付けるものと思っておきましょう。

RigidBody

物理演算をするためのコンポーネントです。
これがアタッチされていると、重力やその他の力の計算をしてくれます。

Script

自分で書いたプログラム(スクリプト)をアタッチすることで、任意の動作をさせられます。
次項で説明します。

スクリプト

空っぽの状態のスクリプトを以下に記述します。

Hoge.cs

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class Hoge : MonoBehaviour {

	// Use this for initialization
	void Start () {
	
	}
	
	// Update is called once per frame
	void Update () {
	
	}
}

C#分かんないって人は、とりあえず上4行近くは無視してください。
大事なのは、Start()とUpdate()って関数です。

Start()

Start関数は、一番初めに一回だけ呼ばれる関数です。
ここに初期化処理を書くのが基本です。

Update()

毎フレームごとに呼ばれる関数です。
基本的に制御の内容を書いていきます。

フレームって?
ここでは、ゲーム内の最小の時間単位と思ってください。詳しくはこちら

物体を移動させてみよう

Update()内に次のコードを書いてみましょう。

Hoge.Update()
transform.position += new Vector3(0.1f, 0.0f, 0.0f);

tranfromのpositionをVector3(0.1f, 0.0f, 0.0f)の分だけ足す、という処理です。
Unity3Dの座標は、このVector3を使って作る(表現する)ことができます。

デバッグログを出してみよう

以下の関数を呼び出すと、コンソールにログを書き出すことができます。

Debug.Log("Hello, debug log.");

疲れたのでこの辺で。

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