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WindowsServer2016のRDS CALを設定した時のメモ

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はじめに

WindowsServer2016でリモートデスクトップサービスクライアントアクセスライセンス(RDS CAL)を設定する場面がありましたので、その時のメモのようなものを書き起こしていきます。

リモートデスクトップライセンスツールのインストール

インストールの部分はいろんなサイトで紹介されているので詳しくは書きませんが、役割と機能の追加ウィザードより「リモートデスクトップサービスライセンスツール」をインストールします。

途中で「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」の項目がありますがインストール時に再起動は特に必要ありませんでした。
アンインストール時には再起動が必要です。

リモートデスクトップライセンスサーバーをアクティブ化

リモートデスクトップサービスライセンスツールをインストールすると、Windowsボタン→Windows管理ツール→リモートデスクトップライセンスマネージャーが増えているので起動します。
「licmgr.exe」で直接起動することもできます。

RDライセンスマネージャという名前のアプリケーションが立ち上がりますので、アクティブ化したいサーバを選択し、右クリックします。

「サーバーのアクティブ化」という項目があるので選択します。

サーバーのアクティブ化ウィザードの開始が始まりますので「次へ」を選択します。

接続方法ではどの方法でアクティブ化するか選択できます。

  • 自動接続(推奨) ・・・SSL接続でインターネットに接続する必要がある。今回のWindowsServerは現状ネットに繋がっていないので使用出来ず。
  • Webブラウザー ・・・ネットに繋がっている端末があれば https://activate.microsoft.com/ でアクティブ化出来る。
  • 電話 ・・・電話でアクティブ化出来る。

上記3点の接続方法があります。サーバーのアクティブ化ではWebブラウザーを選択しました。

https://activate.microsoft.com/ を開きます。

コメント 2019-07-19 135130.png

英語が読めないのでEnglishのところからJapaneseを選択して日本語に変えます。

「ライセンス サーバーのアクティブ化」を選択し、次へ。

プロダクトIDの入力がありますが、アクティブ化ウィザードに表示されている文字列をコピーして貼り付けます。

会社、国/地域の部分を入力し、次へを押し進んでいけばライセンスサーバーIDが発行されるので、アクティブ化ウィザードで貼り付けるとアクティブ化は完了です。

次が本題、RDS CALライセンスの部分です。

リモートデスクトップサービスクライアントアクセスライセンスのインストール(RDS CAL)

「RDライセンスマネージャー」で「アクティブ化」となっていると「ライセンスのインストール」という項目が選べるようになっています。

特になにも変更せずにライセンスのインストールウィザードを開けば、アクティブ化で選んだ接続方法が選ばれていますが、なぜか「Webブラウザー」ではクライアントライセンスキーパックが発行出来なかったので電話で発行してもらうことにしました。

接続方法の変更は右クリックからプロパティを選べば変更出来るようになっています。

次の電話番号に問い合わせて~と書いている下に電話番号が書いてあります。フリーダイヤルなので無料です。良かった。

最初は音声ガイダンスに従って数字を入力していきます。

しばらくするとオペレーターの方に繋がり、発行してもらえます。

ここでオペレーターの方に教えないといけないこと

  • ライセンスサーバーID ・・・アクティブ化するときに発行した35桁
  • 会社名
  • 名前
  • 契約番号 
  • 追加したいCALの個数

CALの個数間違えたら非アクティブ化してアンインストールして最初からになってしまうので、間違えないようにしましょう(1敗)

オペレーターの方は聞き間違えやすいDとかは「DriveのD」といった風に言ってくれる(フォネティックコードというらしい)のでメモを取っていきましょう。

メモ取りながらライセンスのインストールウィザードでも入力していき、次へを押し完了しました。という表示が出ればRDS CALのインストールは終了です。

あとがき

接続方法の自動接続が選べれば勝手にアクティブ化とインストールまで終わってくれるらしいのでとても便利そうなのでできるならそっちが良かったなあと思いました。

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