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Tableau使いのレポートの作り方 ~アプリやツール編~

Last updated at Posted at 2020-12-23

🎉🎉本記事を見ていただきありがとうございます!!🎉🎉

はじめに

※初めて資料やレポートを作る方向けに作成した記事です※

レポート(資料)ってなんのために作成すると思いますか....?

数値を見て『現状を把握するため』であると私は考えています。

そして、現状を知った上で何をするのか.....
そう現状を改善するために『何かを決める(意思決定)』事をするんです。

ここで数値がわかりにくく『現状を把握する』が遅くなったり、間違った形で伝わると、
そのまま、意思決定の遅延や間違った決定へと繋がって行きます。

という事で、数値を確認できる資料って大事だという事がわかっていただけたましたでしょうか?
ちょっと前置きが長くなりましたが、ここからはやる事に応じてSTEPに分けてご説明させていただきます。

▼Step⓪ まず最初にやる事

①要望を把握しておく (何がみたいか提出元(上長)に確認しておく)
※基本だと思うので、説明は省いておきます!

▼Step① ツール(サービス)には必ず”作る理由(目的・ニーズ)”がある事を認識しよう

①可視化対象の利用目的を考える(触ってみる)

☆なぜ?:ツールやアプリである事が前提にはありますが、機能や各ツール・アプリの特性を知らなければ
データベースなどを見て時に理解度が低くなるので、レポート出来と作る速度に大きな差ができてしまいます。

②(このツールやアプリを伸ばすために)見たい項目ってなんだろうと考えてみる

☆なぜ?:ツール(サービス)には必ず『作る理由(目的・ニーズ)』があると共にそこを主軸とした機能がありますので、
その『作る理由(目的・ニーズ)』を捉える為に①の触る事や②の考えるタイミングが必要となります。

▼Step② 格納されているデータを見てみよう!(数値を理解しよう)

①列の意味を知る
②各列にて入っているデータの意味を知る

☆なぜ?:上記はセットなのですが、Tableauは列がフィールド名なので、
フィールド名と各列にどのようなデータが入っているかを知る事はデータベース全数値の特性を理解するという事です。

③①②が終わったらあたりをつけておく

☆なぜ?:データベースが1つの場合は覚えているだけで良いのですが、
データベースが多岐にわたる場合は、忘れてしまう可能性も高い為、Excelやメモにフィールド名に”何のデータが入っているのか”
”どういう数値を出すのに向いているのか”この2点を書き出す事で、少し触らない期間があった際もすぐレポート作成に戻れるでしょう。

▼Step③ 全集中!全部可視化!

①1度可視化できるものは全部可視化してみる

☆なぜ?:全部可視化してみるというのはStep②ができているかの確認するタイミングです。
もし可視化できる項目が少ないのであれば、Step②の数値の確認だったり理解が浅いと捉えられます。
そういった場合は、Step②に戻ってみましょう。

▼Step④ 可視化する項目を選定するお話

①必要不必要を考える 

☆なぜ?:全て見せられても逆にどこを見ていいのかわからないレポートとなってしまう為、見せたい所や伝えたい事が分かりづらくなります。
その為に必要になってくるのが、Step⓪とStep①になります。
Step⓪でいただいた”要望”とStep①で考えた”目的・ニーズ”に沿ったグラフのみ残すようにしましょう。

②可視化対象に影響しそうな事柄を考える (傾向を掴んでおく)

☆なぜ?:結論から言えば”例年の傾向”を把握しておく。何か”イレギュラーな自体”を把握しておくという事です。

また、私もやりがちなのですが、大きく飛び抜けた数値だけを見せるケース。それを抑制する為にこの項目があります。
この数値がグラフ上では突出した数値になっているがこれは、異常な数値なのかそうではないのかを判断する事。

例えば、おもちゃ業界でいうとクリスマスやお子さんがお年玉などをもらう12月末~年明けは、売上がかなり上昇する。
これを例年の傾向がつかめておらず、グラフ上だけで見ると異常な数値に見えますが、例年の事であれば、異常な数値ではないと判断できます。

▼Step⑤ レポートの並び順を考えてみる

①もっとツール(サービス)をバズらせる為の足りてない部分を見出し仮説を作る
②レポートを組み変える (ダッシュボードに配置してみる)

☆なぜ?:大事なのは「何をすればこのツール(サービス)はもっと利用されるんだろう?(原因はなに?)」と考えることです。
その為に現在の数値になっている理由を見出し理解する事で、グラフの配置がわかってくるかなと思います。

上記が終わればレポートが完成しているかなと思います。

▼ワンポイント:point_up:

レポートが出来上がった上で、自分自身で最終確認する前に自分に投げかけてポイントを書き出しておきます。
もし、必要であれば最終確認の際に自分に投げかけてレポートを一通り見てみてください!!

・調べない(説明されない)とわからないグラフとなっていないか
・文字の大きさは統一されているか
・書式は統一されているか
・文字の色は統一されているか
・文字に大きさの強弱はついているか(タイトルや説明やグラフの数値など場合によっては強弱をつける)
・同ダッシュボード内に同一色のグラフはないか
・可視化した数値はグラフの特性にあっているか
・グラフの配置がZの法則に則っているか
・各日付の表記は統一されているか (グラフ①『2020/12/23』 グラフ②『2020年12月23日』のように表記揺れがないか)
・プレゼンできるように改善案と数値の把握は全てできているか
・必要な可視化項目に漏れがないか

最後に

いかがでしたでしょうか?
Tableauの使い方やテクニックではなくごめんなさい:joy:

こちらは今まで私の知見でのお話になるので、万人受けはしないかな....
だったりcase by caseな事もあり必ずしも使えるものでもないかなと思っておりますが、
皆様の作り方考え方などに少なからず影響を与えられたら幸せです!:sunglasses:

もしよろしければ、記事を読んだ方で別の考え方なのがあればぜひコメントください!(勉強させてください!)

最後に記事を見てくださりありがとうございました!
(来年のAdvent Calendarはもっと技術的なものに挑戦する!!!)

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