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Node.jsのバージョン管理アプリ「NVM for Windows」は管理者権限で実行する

Last updated at Posted at 2021-11-21

##はじめに
WebアプリやWebサイトを構築するような複数の案件に関わっていると、Node.jsをプロジェクトごとに切り替える必要性が出てくるため、「NVM for Windows」を導入しています。
使い初めたころ、基本にも関わらず私が躓いてしまった「管理者権限での実行」についての説明をします。

##動作環境
Windows 10

##まずは「NVM for Windows」をインストール
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases/からNVM for Windowsのインストーラをダウンロード。
node-03.jpg
nvm-setup.zipを選択します。
node-04.jpg
nvm-setup.exeを立ち上げたらインストーラに沿って進めます。
node-05.jpg
既にNode.jsがインストールされている場合、ダイアログでそのバージョンをNVMでコントロールするかを聞かれるので「はい」を選択してください。
node-05_01.jpg
インストールが完了したら、いよいよバージョン切り替えをしていきます。

##NVMのコマンド実行は管理者権限で!
この時点でコマンドラインツール(cmdやPowerShell)を通常の方法で立ち上げていたら一旦終了させてください。
NVMのコマンドによるバージョン管理は管理者権限で行う必要があるためです。

Windowsのアプリ検索でcmdを検索したら、アイコンを右クリックし「管理者として実行」を選択してください。
node-06.jpg
それでは現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認します。

Node.jsのバージョンリスト確認
nvm ls
結果
* 16.13.0 (Currently using 64-bit executable)

今は「v16.13.0」の一種類しかインストールしていないので、上記のように表示されます。
他のバージョンを指定して追加インストールしたい場合

Node.jsのバージョン指定インストール
nvm install x.xx.x(バージョン名)

下図のように「nvm install 8.15.0」と指定すれば、v8.15.0のNode.jsとそれに対応したバージョンのnpmがインストールされます。
node-07.jpg
この時点ではまだ新しく追加したバージョンは使用できません。
もう一度、バージョンリストを確認するコマンド「nvm ls」を実行。
node-08.jpg
先ほど一種類しかなかったバージョンリストが増えていることが確認できます。
それでは、使用したいNode.jsのバージョンを指定します。

node.jsのバージョン切り替え
nvm use v8.15.0

この「nvm use」コマンドを管理者権限の状態で実行しないと、Node.jsやnpmのバージョン切り替えがうまくいかずにエラーを食らい続けることになってしまいます。

Node.jsのバージョンを確認してみましょう。

node.jsのバージョン確認
node -v
確認結果
v8.15.0

「v8.15.0」と返されたら成功です!
ついでにnpmのバージョンも確認しましょう。

npmのバージョン確認
npm -v
確認結果
6.4.1

npmも無事に切り替わっています。
これで完了です。

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