受験のきっかけ
元々2019年に申し込みだけして後は場所と受験日を選ぶ状態って時に転職が決まり、次の仕事ではPMっぽいことやらないだろうと思って放置していたんですよ。
1年以上経ってもう期限も切れたろと思っていたところ、コロナ等で受験可能期限が6/30まで伸びてるようなメールが来てて、ちょうど仕事でもPMOの話が来ていたので、せっかくなので受験しようと思い立った感じでした。
準備期間
問題の出題傾向が変わり、以前のような150時間くらい勉強しないと受からない、という感じではないように感じました。
実務でしっかりアジャイルやPMの方法論に取り組んでいる人はそれ程いらない感じがします。
自分の場合はWFは7,8年、アジャイル(スクラム)で3年程度PM(SM)っぽいことをやってましたが、ここ2年くらいはPMじゃなくなったので、思い出しのための期間がそれなりに必要でした。
実勉強期間は6/1〜6/29、総時間は60時間弱です。
勉強方法
以下の教材を利用しました。
- 前職時に貰った模試 250問
- Udemyの模試
- プチまなのPMP試験 合格編
結果としてはほぼ役に立たなかった気もするのですが、、、一応以下勉強方法です。
1日目:Udemyを解き、弱点がまんべんなくあることを理解(正答率は53%)
2日目〜4週目:プチまなを一通り実施、Udemyも週1で再試験(正答率は95,97,95%)
2週目くらいに前職で貰った模試も実施。こちらも正答率は最初は低く64%くらいの正答率。
直前:前日にやれる模試を全部再実施。とりあえず自信をつける。
最終的には正答率はどれも95%程度まで行きました。
準備
場所
部屋はごちゃごちゃしてるリビングで実施。以前CKA、CKAD受けた時も大丈夫だったから大丈夫だろうと思って選んだが、特に何も言われず。
テーブルに物を置いていなければいける気がします。
PC
会社から借りてるPC(MacBookPro)を利用しました。
私物のノートPCはLinuxなんですが、Linuxは「厳禁」との制約がピアソンのWebに載ってたのでやむなく。
会社のPCだとVPNやセキュリティソフトが悪さするんじゃないか不安だったんですが、会社の人でピアソンでの受験者が既におり、自環境での事前テストも問題なかったので強行(後でこれでトラブルが。。。)
その他準備すべきこととしては、アプリの準備とどのプロセスを落とすか決めておくことくらいでしょうか。
会社の人でPMPではないですがピアソンで、OneDriveを終了してもバックグラウンドでプロセスが生きてて受験に失敗した話を聞いていたので、心配性な人はpsコマンドなどで確認した方がいいかとは思います。
本番
ログイン可能時間にピアソンにログインすると、表示画面が変わって試験へ進めるようになってます。
スマホで部屋の写真と自分の写真、免許証の写真を撮影してupload。
その後に試験官(中国の方だったが、日本語は出来る人)が出てきて、免許証の再提示および部屋のカメラ撮影を要求されたので、指示に従い実施。
この後試験官がテストデータを送ってくれるのですが、ここでトラブル。
クリックしても激重でチャットも入力できなくなり、試験がまともに出来ない状態に。
試験データが起動されるタイミングでOnVUEのアイコンが3つくらい表示されておかしな状態になってたので、上手く起動しなかった気がする。
とりあえず画面越しに手で✗マークを送ってピンチを伝えると電話が掛かってきて、Macを強制再起動してくれとのことだったので、再起動を実行。このタイミングで15分経過しててちょっと焦りだす。
再起動後、やっぱりOnVUEが2つ起動してておかしな状態。チャットも激重のままだが試験画面のクリックは軽くなったのでチャットは無視して試験開始。
ホワイトボードや電卓は激重のままで、活用する問題が多かったらどうしようとヒヤヒヤでした。
試験の内容
6版が'21/1/2に改定されて、今までの知識体系での区切りから人、プロセス、ビジネス環境での区切りと変更されています。
試験内容はというと、PMBOKは変わっていないので出題範囲は変わっていないのですが、比率が大きく変わりアジャイル系の問題が多く、ハイブリッドと合わせると体感で7割くらいになってます。
計算問題はほぼなし。EVMについて問われる問題があるものの、脳内でどうにか出来るレベル。EAC系の計算が無敵になってたのに、全然要らなかった。。。。
あと複数選択の問題やマッピング問題が結構ありました。
表現の仕方に癖があり、恐らくPMBOKと違う言葉で出てたので言葉よりも意味をしっかり覚えておく必要があるかと。
※ちなみに勉強時にPMBOKは一度も使いませんでした。なので言葉が本当に違うかは分かりません。
あとITTOはしっておいて損はなかったかなと。数は少ないですがスコアは稼げた気がします。
試験後
見直し終了を押すと即結果が出ます。
合格していれば日本語で「おめでとうごさいます」的なものが出ます。
この後アンケートに答えてアプリを終了したら、OnVUEのアイコンが10個以上並んでるのが見えて、そのままハング。。。。
マシン再起動しましたが、数分後にピアソンからメールが来て、無事合格がピアソン側からも確認できるようになりました。
スコアは
People:Target
Process:Above Target
Business Environment:Needs Improvement
で、全体スコアはTargetの上位の方でした。
Processの比率が多かったのかもしれません。
試験を終えて
試験勉強
前職でアジャイルを導入する立場で、どうやったら管理職の人に理解してもらえるかとかを考えていたので、運良く合格できましたが、やってなかったら死んでました。
やった教材で役立ったのはプチまなのアジャイル関連部分くらいでした。
(ただしDADは出ず、スクラムとハイブリッドの話がほとんどでした。LESS,SAFe,XPなども出ず)
今から勉強する人は模試とかやるよりはアジャイルサムライやアジャイルブートキャンプとかの有名な本を読む方がよいかと思われます。
おそらく第7版も似たような傾向にはなるかと思われます。
試験環境
しびれました。
恐らくMacよりはWindows、かつ会社のではなく個人ので受けるのが間違いないです。
まだピアソンのオンライン受験は始まって間もないので、技術的に安定するのも時間が掛かるかと思ってます。
私のように事前テストで上手く動いていても、本番では上手く動かないこともあるので、不安な方は代替機の準備等も念頭に入れておいた方がいいかと思います。