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AWS SSOを使ってSonarQubeにSAML認証でログインする

Last updated at Posted at 2022-08-17

IAM Identity Center(旧AWS SSO)でSonarQubeをアプリケーション登録する手順を確認した時のメモ。
作業手順としては以下のようになる。

  1. AWSで雛形のアプリケーションの作成
  2. SonarQubeの設定変更
  3. AWSで残りのアプリケーション設定

なお、SonarQubeは構築済みであることが前提となる。

AWS側作業その1

IAM Identity Centerからアプリケーションの割り当ての中のアプリケーションを選択し、「アプリケーションの追加」をクリックする。

「事前統合アプリケーション」でSonarQubeを入力し、出てきたものをクリックして次へを押す。
「アプリケーションを設定」の表示名と説明を好きなもので埋めて一旦SonarQubeに移動する。

SonarQube側作業

Administration > Configuration > General Settings > Security > SAML
からSAMLの設定画面に飛び、Enabledを有効化する。

以下の項目を埋めていく(入力しない箇所はデフォルト値を利用)。

  • Provider ID:IAM Identity Center SAML 発行者 URLのURL
  • SAML login url:IAM Identity Center SAML 発行者 URLのURL
  • Provider certificate:IAM Identity Center 証明書の内容から-----BEGIN CERTIFICATE----- と -----END CERTIFICATE----- を削除したもの
  • SAML user login attribute:login
  • SAML user name attribute:username
  • SAML user email attribute:email

次に、Administration > Configuration > General Settings > GeneralでServer base URLの項目にSonarQubeのURLを設定する。
これを実施しないと、AWS SSOからログインする際に403が返ってログインできないので注意。

AWS側作業その2

先程の画面から再開し、以下設定していく。

  • アプリケーションのプロパティ
    • アプリケーション開始 URL:https://<SonarQubeのURL>/sessions/init/saml?return_to=%2F
  • アプリケーションメタデータ
    • アプリケーション ACS URL:https://<SonarQubeのURL>/oauth2/callback/saml
    • アプリケーション SAML 対象者:sonarqube

設定が終わったら、「送信」ボタンを押してアプリケーション作成作業を完了させる。
その後、アプリケーションに対してユーザを割り当てる。

確認

アプリケーションを割り当てたユーザでログインすると、以下のようにSonarQubeが表示される。

クリックするとSonarQubeにログインできる。
また、SonarQubeにログインすると、SAMLによるログインボタンも表示されるようになる。

なお、従来のユーザでログインしたい場合はMore optionsをクリックすればログインできる。

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