LogFormat の変更
httpd.conf
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" common
(中略)
CustomLog "logs/access_log" combined
のように記述されている箇所に
httpd.conf
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined
LogFormat "%h\t%l\t%u\t%t\t\"%r\"\t%>s\t%b\t\"%{Referer}i\"\t\"%{User-Agent}i\"\t%D" combined_tsv
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" common
(中略)
CustomLog "logs/access_log" combined_tsv
combined_tsvを追記する。
こうすると今までスペースだったdelimiterがタブになるので解析が容易になる。
変更後のログは
127.0.0.1 - - [03/Aug/2012:13:01:15 +0900] "POST /search/? HTTP/1.1" 200 172 "-" "Python-urllib/2.6" 627276
127.0.0.1 - - [03/Aug/2012:13:01:14 +0900] "POST /demo HTTP/1.1" 200 29802 "http://xxxx/demo" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_7_4) AppleWebKit/536.25 (KHTML, like Gecko) Version/6.0 Safari/536.25" 1570131
の形式で出力されるようになる。
CustomLog書式は
http://httpd.apache.org/docs/2.2/ja/mod/mod_log_config.html#formats
にまとまっている。
log の読み方
出力されたログを便宜上9つの部分に分割する
- 127.0.0.1
- - -
- [03/Aug/2012:11:28:21 +0900]
- POST /search/? HTTP/1.1
- 200
- 47912
- "-"
- Python-urllib/2.6
- 0
この出力された9つの部分は次のような意味を表している。
--
ログの内容
1.IPアドレスまたはリモートホスト名
125.100.190.246
2.identによるリモートユーザー名と認証時のユーザー名。
- -
3.アクセス日時
[03/Aug/2012:11:28:21 +0900]
4.リクエストヘッダー・ファイル名・プロトコルバージョン。GETはGET方式での呼び出し、POSTはPOST方式の呼び出しになる。
POST /search/? HTTP/1.1
5.ステータスコード
200
6.転送されたバイト数。これにはヘッダ行は含まれていない。
47912
7.呼び出し元のURL
"-"
8.ユーザーエージェント
Python-urllib/2.6
9.リクエストを処理するのにかかった時間(マイクロ秒単位)
0