色々な方がすでに記載されているので、n番煎じではございますが、合格出来たので記録として残しておきます。
Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold version 2.1とは?
- Ruby技術者認定試験制度で実施されている資格の一つです
- SilverとGoldの両方に合格する必要があります
- 2014/10/1にversion 2.1へと改訂されました(Ruby技術者認定試験改訂のお知らせ)
- 嬉しい事に、改訂記事のQ&Aにあるように、旧Silver+新Goldの組み合わせでも認定ver2.1プログラマGoldに認定されるようです
私のスペック
- 2年程前にRuby Association Certified Ruby Programmer Silver/Goldを取得したものの、その後Rubyを触る機会は多くはなかった
- その時の試験の際は、対策として以下の書籍を幾度か読んだ
- Ruby技術者認定試験 公式ガイド
- Ruby公式資格教科書
- メタプログラミングRuby
- Rubyに関する情報は、脆弱生の情報以外はあまり収集していない生活
余談となりますが、メタプログラミングRubyは試験を受験されない方にもオススメの良書です。
継承チェーンだとか、メタメタにコードをスッキリさせていく方法は開発する際の参考になりますし、他人のライブラリを読む場合の手助けにもなります。
気になる方は、書店で立ち読みをした後、是非購入してみてください!
どういう勉強をしたのか?
- 昔利用していたRuby公式資格教科書を1から通読しなおし
- 細かいところまで出来る限り記憶しなおす(普段ならirb等やリファレンスを見るような内容も)
- Ruby1.8.7と2.1の差を覚える
- Ruby技術者認定試験改訂のお知らせ
- Ruby2.1のリファレンスを眺める
- Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル
- ちょっとした空き時間に問題を解く
- ITトレメ Ruby技術者認定【Gold】試験
以上のような事をして、今回は88点を取る事が出来ました〜(^^
感想
試験前は『どんな問題が出るかも分からないし、合格は厳しいのかもな〜』と諦め気分だったのですが、解答を進めて行くと、旧Gold試験と感覚的には大差が無く、合格ラインを越えそうな感触が出て来てしまい、後半はドキドキとしていました。
試験中何度『受験生の中にgoogle先生はいらっしゃいませんかー!』とか『実行したら分かるので、irbを立ち上げて良いですか!』と思ってしまったことか(笑
以下に『役に立ったなー!』と実感した事をまとめておきます。
- Ruby公式資格教科書の覚え直し
- 利用頻度の少ないメソッドやオプションといった普段意識しない事が多いものはかなり忘れていました
- 模擬試験を試しにやってみたら合格ラインギリギリだったのは辛かったですね
- バージョンの差を眺める
- Ruby技術者認定試験改訂のお知らせの「改訂のポイント」にあるものは、全部公式リファレンスを見て暗記しました
- あと、地味に継承のトップがKernelからBasicObjectへと変わっている点を覚えておいてよかったです
- 問題文と選択肢をしっかり見つめる
- たまに引っかけとか勘違いがありますし、選択肢が他の問題の答えとなっているケースがあります(『ここでコレを選択していないと、他の問題で選択出来るものがない・・・』とか)
- 色々な場面で継承チェーンの図を思い浮かべる
- 『変数やメソッドをどこが持っているのか?』相変わらずココがGold試験のキモなように感じました
- 実際に開発する場面でも、継承チェーンを思い浮かべられるのは役に立ちます
資格を持っているから何かを出来るようになったりするわけではないのですが、「最低限合格する程度には勉強をした事がある」証にはなりますし、バージョンの変更点を整理したり、「改めて勉強をし直す」という動機づけにはもってこいな試験だと思います。
安くはない試験なので、気楽に受験する事は出来ませんが、是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?