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Mac(US) -> Win(US) RDPの際のキーボード配列設定

Last updated at Posted at 2020-03-01

問題

Mac(US配列) -> Win(US配列) にRDPで接続した際、

Mac Win
左Command Windowsキー
右Command カタカナひらがなローマ字キー

に割り当てられているようだった。

自分はWin側のAutoHotKeyで、
左Alt単体 -> IME off, 右Alt単体 -> IME ON にしてるので、IMEの切り替えが全然スムーズにいかなくなって困った。

やりたかったこと

できるだけMacの配列とWinの配列を近づけるため、以下のように設定したかった。

Mac Win
左Command 左Alt
右Command 右Alt
左Option Windowsキー
左Control 左Ctrl

設定後少し触った感じ、実現できたようなので、以下にやったことを書いていく。

RDPクライアントアプリ

Microsoft Remote Desktopを使用する。

やったこと

1. Microsoft Remote Desktopを導入

当初Microsoft Remote Desktopを使用していたので、これを利用した場合の設定方法を試してみたが、うまく行かなかった。その後、Paralles Clientを導入して試した結果、うまく行った。

Parallels Clientの仕様なのか、 右Optionが左Altとして送信されてしまう。
Microsoft Remote Desktopでは上記問題がなかったので、こちらを使用する。

2. Karabiner Elementsの導入・設定

以下のブログを参考にさせて頂いた。
MacOS+Windows(リモートデスクトップ)な人向けKarabiner-Elements設定をご紹介 - 蒲田ネット

この記事の設定対象を、 Paralles Client -> Microsoft Remote Desktopに変更する。
アプリ識別子 "^com\\.2X\\.Client\\.Mac$""^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$" に置換すれば良い。

これにより、以下の2つの設定が有効になる。

Win側でのCtrl-○設定

以下引用

コピー(Cmd-C)、切り取り(Cmd-X)、ペースト(Cmd-V)、検索(Cmd-F)、Undo(Cmd-Z)をWindowsでお馴染みのCtrl-○に割当
Cmd-Enter(メール送信)もCtrl-Enterに割当
ただし、TerminalとParallels Client(アプリ識別子は"com.2X.Client.Mac")は除く

Microsoft Remote Desktop アクティブ時の Commandキー と Optionキーの逆転

Commandキー -> Optionキー
Optionキー -> Commandキー

とすることで、Microsoft Remote Desktop 操作時に以下を実現する。

Mac Win
左Command 左Alt
右Command 右Alt
左Option Windowsキー

補足

Mac側でのIME ON/OFF に左/右Ctrlを用いている場合、この設定をWin側では無効にする必要がある。

これに関しては以下Qiita記事を参照
USキーボードの左右Commandキーで仮想化Windowsの英数/かな入力を切り替える

こちらは、除外対象を "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$" とすれば良い。

あとjsonファイルを変更した後にkarabiner側で一旦設定を Remove してから再度 Add しないと反映されない。

感想

かなりリモートワークがやりづらくなりそうだったので、先人の知恵に助けられた。

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