Docker の実験（その４：コンテナの停止および自動起動の設定）

その３：ポート番号の設定のつづき。

存在するコンテナをいっぺんに停止する方法。

$ docker container stop $(docker container ls -aq)
a985f26967a8
fe8d52bced5e

コンテナが停止したことを確認する。

$ docker container ps -a
CONTAINER ID   IMAGE     COMMAND                  CREATED          STATUS                      PORTS     NAMES
a985f26967a8   nginx     "/docker-entrypoint.…"   45 minutes ago   Exited (0) 4 seconds ago              mynginx
fe8d52bced5e   nginx     "/docker-entrypoint.…"   11 hours ago     Exited (0) 45 minutes ago             funny_wu

コンテナは、止めただけだと、ストレージとして残ってしまいリソースを圧迫する。したがって、コンテナを削除する。

$ docker container rm funny_wu
funny_wu

コンテナが削除されたことを確認する。

$ docker container ps -a
CONTAINER ID   IMAGE     COMMAND                  CREATED          STATUS                          PORTS     NAMES
a985f26967a8   nginx     "/docker-entrypoint.…"   46 minutes ago   Exited (0) About a minute ago             mynginx

（参考）すべてのコンテナを削除する方法。

$ docker container rm $(docker container ls -aq)

コンテナのプライマリプロセス（デフォルトのコンテナコマンド）ではなくて、他のプログラムを指定することができる。

nginx イメージをつかって、 sleep コマンドを実行してみる。

$ docker container run -d nginx sleep 300

コンテナの中に入って確認してみる。

$ docker container exec -it <name> bash
(以下、コンテナの中)
/# apt-get update
/# apt-get install htop
/# htop

300秒後に、リターンしてした。

コンテナを立ち上げた状態で、Docker を再起動すると、デフォルト動作では、コンテナが停止してしまう。
この様な場合に備えて、リスタートポリシーを作ることができる。

no (デフォルト)
on-failure
unless-stopped
always

以下のコマンドで立ち上げておけば、Docker をリスタートしても、コンテナは、Docker の再起動時に自動的にリスタートする。

$ docker container run -dt --restart unless-stopped -p 8080:80 --name mynginx nginx
$ sudo systemctl restart docker

起動していた。

その５：コンテナのディスク使用率につづく。