startx で X を自動起動する

動機

使用しているノートパソコンに Fedora をインストールしているが、GUI 起動ができないため

実施項目

以下の設定をするだけです。

/etc/profile.d/sh.local

# Add any required envvar overrides to this file, it is sourced from /etc/profile
if [ "${LANG}" != "ja_JP.utf8" ]; then
    export LANG=ja_JP.utf8
fi
if [[ -z "${DISPLAY}" && "${XDG_VTNR}" -eq 1 ]]; then
    exec startx
fi

（参考）
xinit-Archwiki

/etc/profile を解読する

/usr/bin/id が実行可能であれば以下を実行
  EUID が空ならば、以下を実行
    EUID に /usr/bin/id -u と、UID に /usr/bn/id -ru を設定
    USER に usr/bin/id  -un を設定
    LOGNAME に USER を設定
    MAIL に /var/spool/mail/$USER を設定

EUID が 0 ならば、以下を実行
  PATH に /usr/sbin がなければ、PATH の最初に /usr/sbin を追加
  PATH に /usr/local/sbin がなければ、PATH の最初に /usr/local/sbin を追加 
上記以外なら、以下を実行
  PATH に /usr/local/sbin がなければ、PATH の最後に /usr/local/sbin を追加
  PATH に /usr/sbin がなければ、PATH の最後に /usr/sbin を追加

HOSTNAME に、/usr/bin/hostname の結果を設定
HISTSIZE に 1000 を設定
HISTCONTROL が ignorespace なら、以下を実行
  export HISTCONTROL=ignoreboth を実行
上記以外なら、以下を実行
  export HISTCONTROL=ignoredups を実行
次のコマンドを実行
  export PATH USER LOGNAME MAIL HOSTNAME HISTSIZE HISTCONTROL

UID が 199 より大きく、id -gn と id -un が等しいならば、以下を実行
  umask 002
上記以外なら、以下を実行
  umask 022

/etc/profile.d/ 配下のスクリプトの実行
  その際、以下をチェック
      "${-#*i}" と "$-" が等しくなければ、以下を実行（$- は bashオプション）
           各スクリプトを順番に実行して結果を表示する
        上記以外なら、以下を実行
           各スクリプトを順番に実行するが、結果を表示しない
        この際、最後に、/etc/profile.d/sh.local を実行 ★<-- ここに記述するとよい

BASH_VERSION が空でなければ、以下を実行
 /etc/bashrc が存在すれば、/etc/bashrc を実行

man 7 bootup