はじめに
こんにちはinteです.
絵を描くこととゲームをするのが趣味です.学生としての本分をどうにかして全うする傍らで趣味に没頭しています.
2023年の夏ごろに3週間ほどでゲームを個人開発しました.
その際に感じた,考えたことについて記録を残しておこうと思ったのでここで共有します.
開発環境と制作したゲーム
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開発環境
- OS: Windows11 Home
- CPU: (第11世代)Intel Core i3
- GPU: (内蔵GPU)Intel UHD Graphics
- 統合開発環境: Visual Studio
- フレームワーク: Siv3D
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制作したゲーム
- タイトル: Hamburg Battle
- 動作環境: Windows10~11, MacOS
- ソースコード(Github): https://github.com/inte-nent/Hamburg_Battle
- 配布サイトURL(itch.io): https://inte-game.itch.io/hamburg-battle
ゲームは本編だけじゃない
ゲームの開発をする際にはコンセプトに合わせてゲーム本編の内容をよく考えます.
しかし一般にゲームは本編のみで構成されているものではありません.
世の中のほとんど全てのゲームにはタイトル画面やオプション画面などのゲーム本編以外でゲーム体験の導入・補助機能を持った画面やシステムが用意されています.
私はゲーム本編の内容を考えることにのみ注力して,それらの機能をどうやって実装するのか急いで考える必要に迫られました.
設計が大切
理由があり,私は3週間でゲームを作る必要がありました.
当時の私は作品制作の手法としてプログラミングを用いた経験がありませんでした.
そのため設計工程を軽視しており,最低限の設計(ノートへの軽いメモ程度)でコーディングをしていました.
開発時の私の思想は「初心者の私が設計の工程で躍起になったところで時間を無駄に消費するだけだ!コーディング無くして動作無し!」というものでした.
そしてやっとの思いで書き上げたコードは動作せず,修正に手間取り,結局締め切りギリギリで完成というお粗末な開発になってしまいました.
この経験から設計の重要さを実感しました.
コーディング前に綿密な設計を構築したうえでコーディングを開始するというのが健全な開発なのだと,身に染みた思いです.
操作へのフィードバック
ゲームはインタラクティブなメディアです.
映画や本などは視聴・読者の行動に関わらずあらかじめ定められた内容を出力し続けます.
しかしゲームにおいてはプレイヤーの入力操作がトリガーとなり,プレイヤーは毎フレーム更新される画像や音の情報を得ます.
このように,ゲームはプレイヤーとゲームが一体となって進行していくユニークなメディアです.
そのためプレイヤーの操作に対応した適切なフィードバック(画像・音・振動など)がゲームには必要不可欠です.
「もしロード画面で「ロード中」と表示されなかったら」,「爆弾が爆発した時に爆破エフェクトが無かったら,爆破音が鳴らなかったら」このように考えるとフィードバックの重要性が分かると思います.
まとめ
ゲーム開発で様々な知見を得ることができました.
ゲーム開発に限らず,初心者・初学者が開発を始める際は界隈内でメジャーなサービスを利用して開発をすることを勧めます.