0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【社会勉強】バックオフィス World 2025 に行ってみました

Posted at

バックオフィス World 2025

人事・経理・総務・法務向けのサービス・ソリューションが一堂に集うバックオフィス向けの総合展です

上記のような社内業務に携わる担当者とサービス出展企業のマッチングを目的とした展示会です。想定される来場者ではありませんでしたが、上長のすすめもあり、自分が知らない製品の勉強のため参加してみました。
振り返りをかねて、お邪魔した出展企業様のなかから気になったサービス・製品についてまとめます。

Helpfeel 生成AIを活用したFAQシステム

実際に検索するところの画面を見せていただいて、一文字打つたびの予測回答の検索スピードと、曖昧な言葉でも適切な回答を導く精度に驚きました。例えば「つながらない」「LAN」「回線」「ワイワイ」のようなワードでも「社内Wi-Fiに接続する方法」というよくあるお問い合わせにたどり着けてしまいます。

Attuned AI×心理学のHRツール

従業員が重視する仕事に関する価値観を11のモチベーターによって可視化、従業員に適した環境づくりや従業員の早期離職防止をサポートします。ツールを利用して、内定者が社員のモチベーターの傾向にどれくらい近いか確認する企業もあるようです。
社員が相互に自己開示することが前提のツールで、コンセプトとしては「本音」「真の声」という言葉がキーワードになっているように感じました。例えば上司と部下のモチベーターを比較することで仕事に対する価値観の違いを可視化し、より最適な1 on 1を実現します。上司から部下への声かけをコミュニケーションAIが検討し、部下の価値観に合った伝え方をアドバイスしてくれます。

X-point Cloud まるで紙のような使い心地

社内で使用している稟議書のフォーマットをそのまま再現、ユーザーが直感的に操作しやすいUIを提供します。承認印まで再現されたインパクトの強い画面に吸い寄せられて、ブースにお邪魔しました。ServiceNow導入案件で、ServiceNowに移行してもハンコでの承認をしたいというお客様が過去にいらしたため、需要については想像に易いです。
これまでの紙の稟議書と同じように使いたいというユーザーの要望に応えたサービスですが、一方で業務フローの改善提案などは難しそうだと感じました。既存のフローを正として開発を進めることになるため、例えばitil準拠のフローへの改善などは提案しづらいかもしれません。
担当者様によると、病院や学校ではとくに根強い需要があるそうです。

楽々清算

領収書読み取り機能や交通系ICカード取込機能などで手入力によるミスを防止します。システム内で乗換案内を確認できるのは便利だと思いました。自社で利用している勤怠管理ツールでは勤務時間と交通費は手入力なので、入力するのもチェックするのも大変です。導入してほしい。

Mental Battery 従業員のメンタル状況を可視化

指輪型のデバイスを勤務中に装着することで、従業員のメンタル状況を可視化します。従業員には自分のメンタル状況を自覚し罪悪感なく気兼ねなく休憩できるように、管理者には従業員のストレスを把し休職や離職リスクを未然に防ぐことをサポートします。
実際に装着させていただいたところ大きさが少し気になりました。軽量化に向け今後も改良を続けるとのことです。

さいごに

こういった展示会には参加したことがなかったため、とても勉強になりました。
AIを活用した技術や導入スピードが売りのノーコードツールの展示が多く、トレンドを肌で感じることができました。システムに任せられることの比率がますます増えていき、人が本当にやるべきことに集中できる仕事環境が実現しつつあると思います。
人がするべき仕事が限定されていくのはSEも同じ、今後も様々な技術が登場するなかで、人間だからこそできる仕事とそれに必要なスキルを見極めていく必要があると、身が引き締まる思いです。

余談

会場に入った瞬間左右から手が伸びてきて、各社のパンフレットが、ノベルティのバッグが、キットカットが渡されてびっくりしました。大学のサークルの新歓を思い出しました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?