この記事の目的
ここ最近、ChatGPTを効率よく使用するためにプロンプトエンジニアリングの勉強をしていました。
そこで、pythonのプログラムをChatGPTに作成してもらう際に気が付いたことが1つ…
「ん?なんかプログラムを出力させるプロンプトに個人差があるくね?」
そう思ったわけです。
それは
1. ○○の機能を持ったpythonの"コード"を生成してください。
2.○○の機能を持ったpythonの"スクリプト"を生成してください。
です。
一見同じような意味合いのように見えますが、コードとスクリプトにどのような違いがあるのでしょうか。
今回の記事では、それぞれのプロンプトの持つ意味と出力結果についてまとめます。
それぞれのプロンプトの持つ意味
では、ChatGPTにそれぞれのプロンプトの評価をしてもらいましょう。
非常に面白いですね。
つまり、
「コード」は特定の処理に対するプログラムを要求
「スクリプト」は特定の一連の問題を自動的に完了できるプログラムを要求
しているということですね。
たしかに、コードとスクリプトの意味をよく考えると言っていることはわかります。
おそらく、Jupyterノートブックでの細分化されたプログラム作成には「コード」が適しており、
pyファイルでの実行可能なプログラム作成には「スクリプト」が適しているのかもしれません。
私自身、pythonのwebフレームワークであるstreamlitを用いてwebアプリケーションを開発していますが、「○○の機能を持つstreamlitアプリを作成するためのpythonのコードを作成して」と命令していました。
そのせいか、修正箇所が多く、出力の精度がイマイチだなと感じることが多々ありました。
もしかすると、今回の発見でより精度の高いプロンプトになる可能性がありますね。
まとめ
一概にも「スクリプトを作成」というプロンプトがいいとは言い切れません。
そのときのニーズ次第で使い分けが必要であるということですね。
今回、発見したことをまとめましたが、もしかすると既に発見している人もいるかもしれません。
調べた感じ、触れている人がいなかったので、とりあえずまとめてみました。
今後も、おっ使えそうだなっと思ったプロンプトは随時共有していきます!
それでは!!!