Gitのエイリアスを設定しよう!
SourcetreeのようなGUIを使ってる方も多いと思うのですが、私の環境だと動作が重たいことが多く使い勝手がイマイチでした。
また、そもそも操作はIDE上(ターミナル上)で完結したいというのがあります。
かといって急に慣れないコマンドを打とうとすると、あれ、このコマンドどう打つんだっけ?と毎回ググる羽目になって生産性が悪いなと。
そんな中、エイリアス設定をすれば自分が覚えやすいようにコマンドを短く設定できます。また、エイリアスを設定しておくファイルがある種コマンドのメモ代わりになるのでそこもチョコっと便利です。
設定方法
.gitconfig
に以下のようにエイリアスを追記するだけで設定完了です!
[alias]
co = checkout
cob = checkout -b
私が設定してるエイリアス
git co
git checkout
ブランチの切り替えです。
git cob
git checkout -b
新しいブランチを作ってそのブランチに切り替えます。
git br
git branch
ブランチの一覧を表示します。
git cu
git branch --show-current
現在のブランチ名を表示します。
cuはcurrentの略のつもりです。
git pl
git pull origin $(git branch --show-current)
現在のブランチをプルします。
この場合、複数コマンドを使ってるのでエイリアスの設定は以下のようになります。
[alias]
pl = !git pull origin $(git branch --show-current)
git ps
git push origin HEAD
現在のブランチをプッシュします。
※ 誤ってプッシュしてしまうのが怖いのでもしかしたら設定しないほうが良いかもしれません。
git mg
git merge
ブランチのマージをします。
git logo
git log --oneline
1行ずつコミットログを出力します。
git undo
git reset --soft HEAD^
直前のコミットを取り消します。
softなので作業内容は消えません。
git save
git stash save
コミットされてない変更を一時的に退避させます。
ブランチを切り替えるときに、コミットしてない分が競合してしまうのを防ぐのに便利です。
git ap
git stash apply stash@{0}
退避した作業を元に戻します。
git edit
git config --edit --global
vi ~/.gitconfig
と同じです。
.gitconfig
の存在をいつも忘れてしまうでこれを設定してます。
また、設定してたエイリアスを忘れてしまった時(本末転倒な気もする)はこのコマンドでカンニングしてます。
まとめ
以上、Gitエイリアスの設定方法と私が設定してるエイリアス一覧でした!
他にも「こんなGitのエイリアス便利だよー」というのがあれば是非教えてください!