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少数チームの業務効率化に取り組んでる話

Last updated at Posted at 2020-11-01

概要

この記事はサーバの知識なんてこれぽっちもなかった自分が、下記を用いてチームの業務効率化に取り組んだ記録です。

  • カンバンツール(Wekan)
  • チャットツール(Rocket.Chat)
  • Wiki(Growi)

1つの記事にはまとめきれないため、3回に分けて投稿しようと思います。
本日は第一弾ということで、経緯とカンバンツール導入までについてお話しようと思います。

経緯

なぜ自分が業務効率化に取り組もうと思ったのか?

  1. プロジェクトが全てExcelで管理されていたから。
  2. 連絡が全てメールでやり取りされていたから。
  3. ノウハウが全てWordやテキストで書かれており、ファイルサーバで管理されていたから。

ただし、"セキュリティ上の問題"と言う理由でクラウドサービスは全てNG。
オンプレミスでなんとかするしかありませんでした。
先述した通り、私はサーバの知識なんてこれっぽっちも持っていませんでした。
それでもどうにかしたかったんや…!

業務効率化の取り組み その1 カンバンツールの導入

私の職場ではバグ管理ツールが使われています。

  • バグをIDで管理。
  • 複数のプロジェクトを登録可能。
  • CSVやXML形式で指定プロジェクトのバグ一覧をエクスポートできる。

多分どこでも使われている一般的なバグ管理ツールかなと思います。

Excel管理のバカバカしさ

Excelで管理していた時は、下記のような流れでした。

  1. バグが登録される。
  2. バグ管理ツールから一覧をエクスポートする。
  3. 自分たちのチームに割り当てられたカテゴリーでフィルタリングする。
  4. 担当を割り振る。
  5. 進捗状況などは自分でExcelに入力する。
  6. 完了したら自分でバグ管理ツールのステータスとExcelを更新する。

…無駄多くないですか?
Excel管理はほんとにだめですね。

進捗状況を記入するにも、完了したことも全てExcelに記入する。

でも重くてExcelが開かない。

後回しにして記入を忘れる。

結局ロクな管理ができない。

断言できます。間違いなくこうなります。
忙しい職場なら尚更です。ファイルを開くことに時間をかけるなんてバカバカしい!と思います。

カンバンツールの導入

「バグの進捗管理もカンバンで行えば、簡単に進捗管理ができるのは?」
という思いつきでカンバンツールの導入を決意。

元々、Trelloというカンバンツールの存在は知っていましたが、前述の理由でTrelloは使えません。
調べていくうちにTrelloクローンなるワードを見つけ、その後何やかんやあってWekanに辿り着きました。

壁にぶち当たる

次のような壁にぶち当たりました。

  • Wekanとバグ管理ツールの連携方法がない
  • 他に連携できるカンバンもない。
  • バグ管理ツールも自前のカンバン機能を持ち合わせていない。

じゃあ、どうしたか。
バグ管理ツールとカンバンツールのインターフェースとなるプログラムを作成しました。

ちょうどその頃、日本は緊急事態宣言が発令される直前。
発令後に2ヶ月自宅待機を命じられた私はその間に自宅でインターフェースとなるプログラムを作成したのでした。

効果

  1. 取り組まなければならないタスクの量が一目瞭然になった。
    締め日までの日数に対して、残件が多いのか少ないのか。これだけでも危機感が大きく変わります。

  2. 担当が明確になった。
    自分のタスクはもちろん把握していますが、他人がどのタスクに関わっているのが丸わかりになりました。

第一弾は以上になります。
第二弾はチャットツール導入編を予定しています。
それでは。

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