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【初心者向け】3分で概要を理解する・DNSとは

Last updated at Posted at 2025-04-20

はじめに

IT技術者2年目のパンダです🐼。
今回は、基本情報・応用情報でも良く出てくるDNSレコードについて解説します。
細かい理解と言うより、初心者向けにざっくり概念を解説したつもりです。
そもそもDNSレコードって何だ?という人はぜひ読んでみて下さい!

🌐 そもそも「DNS」とは?

🔍 インターネットの住所録のようなもの!

DNS(Domain Name System)は、「人が読める名前(ドメイン名)」を、コンピュータが理解できるIPアドレスに変換するしくみです。

例えるなら、電話番号を持ち主と紐づける「電話帳」のような存在です。

例:
あなたがWebブラウザで「www.google.com」と入力しGoogleのサイトに行きたい場合、コンピュータはそれを数字(IPアドレス)に変換しないと通信できません。

www.google.com → 142.250.206.196 (※実際のIPアドレス)

「www.google.com」は、人間が読みやすい名前として使用されています。
しかし、コンピュータはサーバーの住所をIPアドレスという数字で識別しています。

この変換をしてくれるのが、 DNSサーバー です!
↓のように考えると、電話帳のようでしょう?

電話番号:IPアドレス
持ち主の名前:ドメイン名

🖥️ ホスト名とは?

👤 サーバーやPCにつける「名前」

ホスト名は、ネットワーク上の機器(サーバーやPC)につけられた識別用の名前です。
通常は「ドメイン名」と組み合わさって使われます。
先程から出ている「wwq.google.com」は、正確には「FQDN(完全修飾ドメイン名)」と言います。

FQDN(完全修飾ドメイン名) ホスト名 ドメイン名
www.google.com www google.com

🧾 DNSレコードとは?

🗂️ 「どの名前が、どのIPアドレスか」を記録したもの!

DNSサーバーには「DNSレコード」と呼ばれる情報が保存されています。
これは、ホスト名とIPアドレスの対応など、さまざまな情報を記録したデータです。

レコード種別 説明
Aレコード ホスト名 → IPv4アドレス
AAAAレコード ホスト名 → IPv6アドレス
CNAMEレコード ホスト名の別名(エイリアス)
MXレコード メールサーバーの情報
NSレコード 管理しているDNSサーバーの情報

例:

  • www.example.com の Aレコード → 192.0.2.1
  • mail.example.com の MXレコード → 10 mailserver.example.com

一連の流れ(名前解決の仕組み)

あなたが「www.google.com」とブラウザで入力したとき、実は裏でこのように動いています。

  1. ブラウザが「www.google.com」のIPアドレスを知りたがる
  2. パソコンはまず、自分の中や近くのキャッシュを探す(以前アクセスした情報)
  3. 見つからなければ、プロバイダのDNSサーバーに問い合わせ
  4. DNSサーバーは、正しいIPアドレスを返す
  5. それを使ってGoogleのサーバーに接続!

↑の内容は、別途解説記事を書こうと思っています。

📝 まとめ

用語 ざっくり言うと…
DNS 名前と番号の変換システム www.google.com → IPアドレス
ホスト名 コンピュータの「名前」 www(ドメインと組み合わさる)
DNSレコード DNSサーバーに保存された情報 A, CNAME, MXなどの種類がある

「他にもこの解説書いて!」とか、「この記事ここがよく分からん💢」等要望があれば、記事に反映させるので教えて下さい!

参考記事:
分かりそうで分からないIT用語辞典(DNSレコード):研修でもこのサイトを愛用している
DNS勉強ノート:結構詳しく勉強になる!

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